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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


ヨハネ第一の手紙5:14のギリシャ語の原書(独習)

私の病気の為、Zoomのギリシャ語は休講ですが、ふと第一ヨハネ5章14節がどうなっているのかが気になったので、調べてみました。あ、今回はあまり文法的なことの詳細ではなく、ちょっと興味があった言葉に関することをメモ代わりに残すだけです。^^;

下記スクリーンショットのソースは、Blue Letter Bible、下記URLからの引用です。

https://www.blueletterbible.org/tools/interlinear/mgnt/1jo/5/14/

Blue Letter Bibleの英語訳はNASB95です。この訳は、時々接続詞や定冠詞の意味が空白になっているので、NKJVも比較して確認することが多いです。それであっても、翻訳には限界がありますので、原語のギリシャ語を完全に把握出来るわけではありません。

Now this is the confidence that we have in Him, that if we ask anything according to His will, He hears us.
(I John 5:14 NKJV)

中段右側の「κατὰ」という前置詞ですが、英語では「according to」と言う意味です。この「κατὰ」に聞き覚えがありました。例えば「ΕΥΑΓΓΕΛΙΟΝ ΚΑΤΑ ΙΩΑΝΝΗΝ」などです。小文字も入れると「Ευαγγέλιον κατα Ιωάννην(エヴァンゲリオン カタ イワンネーン)」、日本語では「ヨハネによる福音書」です。

日本語で「エヴァンゲリオン」と言うのはアニメの作品名のようですね。英語の「evangelist」は伝道者、福音を説く人、「Evangelist」は福音書の著者である、マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネをさしているようです。発音は「ivǽndʒəlist」です。

一番下の段の「ἀκούει(アクエイ)」は英語の「(He) hears」と言う意味です。現在形一人称単数は「ἀκούω(アクーオー)」です。「He hears」は口語訳で「神は聞き入れて下さる」になります。

信仰初心者の頃、祈った願い事は全部叶えられると勘違いしていました。もちろん神様は、お祈りも愚痴も発しない心の声も、耳を傾けて聴いておられます。お祈りに関しては、聴いておられても、もれなく聞いて(叶えて)下さるわけではありません。「わたしたちが何事でも神のみ旨に従って願い求めるなら」なのです。

又、マルコ11:22-26の中の26節には、「もしゆるさないならば、天にいますあなたがたの父も、あなたがたのあやまちを、ゆるしてくださらないであろう」とあります。山を海に動かすほどの信仰があれば祈りは必ずそのとおりになるとあります。

でも、26節により、誰かをゆるさないままの心だと、自分の罪が神様との間に壁を作るようなもので、神様に祈りが届かなくなってしまうでしょう。神様の御前に出る時は、おさなごのような信仰と心でありたいものですね。

 

p.s.

昨日は早口言葉でAIに遊んでもらいました。(笑)

 

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