HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


インタビューで

先日、部門から二人と私が同席した派遣のインタビューがありました。職種はその部門のヘッドのサポート業務を含むグループセクレタリーでした。仕事の事前打ち合わせということが派遣のインタビューの大前提なので、仕事に関することしか聞くことが出来ません。一般のクラークでは殆どないのですが、パーソナルアシスタントやグループセクレタリーの場合は、適性を見る為にやや突っ込んだ質問をすることにしています。

今回は、部門の二人と事前に打ち合わせをしたわけではないのですが、彼らは以前別の人をインタビューした時よりもやや否定的な質問をしていましたし、私は私でいつもよりやや厳し目の質問も投げてみて、その候補者の秘書の仕事に対する姿勢や心構えとやる気、人柄まで見ていました。彼女が将来目指しているものは、バイリンガルクレタリーだと言う。でも、実際彼女の秘書のキャリアは浅く英語力も低いので、(年齢的なことも含めて)今からでは絶対無理だと心の中では思っていました。

でも、そんなことは頭ごなしには言えません。「憧れレベル」の人だったし、今回のポジションでは「英語が出来ればなお可」で良かったので、彼女には、目標達成には英語を相当頑張らないと厳しいですが、それ以前に秘書の経験を充分に積むことも大事だと思いますよと言いました。この業界に興味があると言っていたので、なおさらうちのような会社で経験を積んで、ステップアップして行くのもプロセスの一つとしては良いのではないですかと話しました。

意図的に厳し目のことを言いましたが、本当にやる気があるならば、業界で秘書の経験を積むことはプラスになると考えると思うので、部門の人達も私もOKを出しました。エージェントを通して、本人は「是非やらせて下さい」と言っていたとのことでした。たくさんの案件を抱えているので、決まってほっとしました。バイリンガルはどうかわかりませんが、人を縁の下の力持ちで支えて喜びを感じる人であるならば秘書は務まると思います。頑張って欲しいと思います。