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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


(勉強会再開)ギリシャ語で読む新約聖書(John 2:12-14)~赤ちゃんへのプレゼント

嬉しいニュース。^^赤ちゃん出産後のAさんがギリシャ語の勉強会を再開するのは難しいかも知れないと思いつつ、そのことをずっと祈って来ました。そして、昨日から無理をしない程度に勉強会を再開してくれることになりました。^^

最後は6/19John 2:11でしたので、その続きからです。独習はBlue Letter Bibleのinterlinearを見て分析していましたが、勉強会の方は自分のノート等をベースにしようと思います。動詞を草色(?)に、一かたまりの主格にオレンジの線を引きました。

まず動詞から。「κατέβηカテベ」=went down(原形はκαταβαίνωカタバイノー)、アオリスト・三人称単数、辞書ではκατα-βαίνωと間にハイフンが入っていましたが、元々二つの単語を繋げた単語です。(注:私が原形と言っているのは、1人称現在の形です。)「ἔμεινανエメイナン」=stayed(原形はμένωメノー)、アオリスト・三人称複数です。

又、線を引いた主格は、英語なら「his mother 所有格+名詞」の所、ギリシャ語では「the, mother, his 定冠詞+名詞+所有格」になっています。定冠詞が「ἡ」「οἱホイ」と2種類ありますが、前者は主格女性名詞単数、後者は主格男性名詞複数に付きます。

口語訳「と一緒に」、新改訳「とともに」、新共同訳「と」と訳されている「with」にあたるギリシャ語がないので、動詞(they)went downを探しましたがそれもありません。Aさんによると、二回目に同じ動詞が使われる場合しばしば省略されるとのこと。

線を引いた「ユダヤ人の過ぎ越しの祭り」が主語、動詞「ἦνエン」=was(原形はεἰμίエイミ)は未完了過去で、完了形のようなアオリストとは区別されます。「πάσχαパスハ」=Passoverの前の「τὸ 」は主格中性名詞単数に付く定冠詞です。又、主語「イエス」の前に定冠詞(男・単)が付いています。個人名に定冠詞が付くのがギリシャ語の特徴。

この文は、主語「He=Jesus」は「εὗρενヒューレン」=found(原形εὑρίσκωヒュリスコー)した。何を?目的語「τοὺςトゥース」=those(原形ὁ)は定冠詞(男・複)が「πωλοῦνταςポルンタス」=selling(原形はπωλέωポレーオ)と「τοὺς κερματιστὰςトゥース ケルマティスタス」=the money changers(原形κερματιστήςケルマティステス)が「καθημένουςカセメヌース」=sitting(原形κάθημαιカセマイ)しているのをご覧になった。

分かりにくいので^^;、日本語訳全体は下記になります。英語はピリオドで終わっていますが、ギリシャ語はまだ文の途中なのでカンマになっています。口語訳と新改訳はギリシャ語に沿って文が終わっていませんが、新共同訳は終わっています。

そののち、イエスは、その母、兄弟たち、弟子たちと一緒に、カペナウムに下って、幾日かそこにとどまられた。 さて、ユダヤ人の過越の祭が近づいたので、イエスエルサレムに上られた。 そして牛、羊、はとを売る者や両替する者などが宮の庭にすわり込んでいるのをごらんになって、
ヨハネによる福音書 2:12-14 口語訳)

その後イエスは、母と弟たち、そして弟子たちとともにカペナウムに下って行き、長い日数ではなかったが、そこに滞在された。さて、ユダヤ人の過越の祭りが近づき、イエスエルサレムに上られた。そして、宮の中で、牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを見て、(新改訳)

この後、イエスは母、兄弟、弟子たちとカファルナウムに下って行き、そこに幾日か滞在された。 ユダヤ人の過越祭が近づいたので、イエスエルサレムへ上って行かれた。 そして、神殿の境内で牛や羊や鳩を売っている者たちと、座って両替をしている者たちを御覧になった。( 新共同訳)

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Aさんとは、ひょんなことがきっかけで1月に知り合ったばかりです。でも、私が4月に立ちくらみを起こした時、オフラインで会ったこともない私に玄米系のご飯のパック、スープ等の食品を段ボール箱で送って下さいました。恐縮してしまいました。

そのお返しも出来ないまま、Aさんは出産しギリシャ語の学びも一旦終了になりました。お返しと出産祝いも兼ねて、いつものように「良い物を導いて下さい」とお祈りしてデパートの子供服売り場に出かけました。姪の子供達の時も、いつもここです。^^

成長著しい子供服は選ぶのがとても難しいです。でも、お祈りしていると自分が考えてもいなかった物が与えられて、結果的にとても喜んで貰えるという経験を何度もしています。Aさん夫妻は、ガラガラの音に心惹かれたとのこと。音楽家らしい感想。(^o^)

このガラガラは、昔懐かしい音なので心に響きます。子供服は意外と高いので、コスパが良いのが最適。このケープは、今は小さいので体全体をすっぽり覆いますが、マントと同じように手を出せる場所があるので、何と2歳まで着られるそうなのです。^^

Aさんはケープを着せた赤ちゃんの写真も送ってくれました。予想以上に喜んでもらえたので私も本当に嬉しくなりました。イエス様ありがとうございます。^^

 

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