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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


ピリピ人への手紙‬ 4:9のギリシャ語の原書を調べてみた(独習)~この人も凄い、努力の人!‬ ‭

 
 
 
 
 
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A post shared by ハイジ (@heidichan0330)

今回Blue Letter Bibleスクリーンショットに書き込みをしすぎて見づらくなっていますので、聖書アプリのThe Greek New Testamentも載せました。↓ タイトルが全部大文字なのですが、小文字も入れるとΠρος Φιλιππησίους(プロス フィリッペシウス)になります。

詳細は下のピリピ4:9のリンク先をご参照下さい。説明をしやすいように、スクリーンショットに私が独自で色々な線を引いています。いつもはNASB95をギリシャ語と対比させていますが、今回はKJVにしました。古い英語なのでyouがyeになっています。

https://www.blueletterbible.org/tools/interlinear/tr/phl/4/9/

 

冒頭から「?」な感じだったので、英語の対訳をいくつか下に載せます。

Whatever you have learned or received or heard from me, or seen in me—put it into practice. And the God of peace will be with you.(NIV)

The things which you learned and received and heard and saw in me, these do, and the God of peace will be with you.(NKJV)

Those things, which ye have both learned, and received, and heard, and seen in me, do: and the God of peace shall be with you.(KJV)

NIVとKJVの時制は現在完了、NKJVは過去になっています。最初の「ἃ 」(原形「ὅςホス」)=who, which, what, thatはRelative Pronoun-Accusative Plural Neuter関係代名詞-対格・複数・中性です。動詞と関係代名詞の訳がギリシャ語に近いKJVを取り上げます。

私がこれまで有耶無耶だった「アオリスト」について参考書で調べました。ギリシャ語の過去時制には未完了過去とアオリストがあり、前者が持続・反復・未完了性を表すのに対し、後者は「・・した」「・・し終えた」のような完結的な事柄を表すとのこと。

真ん中の紫で囲った「ταῦταタウタ」=Those thingsですが、BLBではταῦτα=theseになっています。Demonstrative Pronoun - Accusative Neuter Plural指示代名詞-対格・中性・複数で、一番最初の関係代名詞「ἃ」に繋がります。

アオリストの下に赤で線を引きました。全て2人称複数ですが、語尾が「ετε」が第二アオリスト、「σατε」が第一アオリストの特徴です。なお、2段目右から3番目の「πράσσετεラッセーテ」=do, put into practice(原形はπράσσωプラッソー)も語尾が「ετε」ですが、これは二人称複数の命令形の形です。

命令形+andで、〇〇しなさい、そうすれば△△でしょうという意味になります。オレンジで囲ってある部分が主語になっています。動詞「ἔσταιエスタイ」=shall be(原形はἔσομαιエソマイ)は未来形、3人称単数になっています。

p.s.

手探りの独習の為、間違いがあるかも知れないことを予めお詫びいたします。^^;

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はにぃ on Twitter: "#ラジオ英会話 #ハートでつかめ英語の極意 昨日のお勉強が、今頃できました。 中々、覚えられないお年頃ですが、 明日もがんばろう♪ https://t.co/y7mHX9Fc68" / Twitter

この前『でる順パス単』15周で英検1級合格した人も凄いと思いましたが、この60代の人も凄いです。「朝ドラ「カムカムエヴリバディ」を見て、60代の手習いとして、ボケ防止もかねて2022年4/11からラジオ英会話始めました。話せるようになるまで毎日ガンバってゆきます。(^^ゞ」と自己紹介欄に書かれていました。

私は、こんなに細かくノートに書いて復習している人を初めて知りました。60代は時間が出来た分色んなことに挑戦出来るから良いですね。私は自分の担当業務が外部委託になった為1年後退職することになり、63歳位まで働くつもりだった計画は破れました。でも、思いがけない導きで音大で勉強することになったわけです。

私達の学年の社会人率はその前後の学年より遥かに高く、次年度には定年退職後の60代の男性も数人入学して来て熱心に学んでいました。人生は一度しかありません。「何かを始めるのに遅すぎることはない」と言うのが私の座右の銘です。英文科時代に興味を持ったホーソンや音声学も研究出来たらと最近思うようになりました。

 

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