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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


へブル11:1のギリシャ語の原書を調べてみた(独習)

さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。(ヘブル人への手紙 11:1 口語訳)

ギリシャ語の原書は下記のとおりです。詳細はリンク先をご参照ください。

https://www.blueletterbible.org/tools/interlinear/mgnt/heb/11/1/

短い文なので分かりやすいかなと一瞬思ったのですが、文法的な構造が今一つ分かりませんでした。それで、BiblegatewayのTyndale House Greek New Testamentを見てみたら、ὑπόστασιςとπραγμάτωνの間にカンマがあることが分かりました。

動詞「ἐλπιζομένων」の原形は「ἐλπίζω(エルピゾー)」、意味はhope, expect; think; fearという意味があります。ここではhopeと言う意味です。次の「ὑπόστασις(ヒュポスタシス)」はfoundation, matter, reality, confidenceという意味がありますが、ここではassurance「確信すること」と言う意味です。

カンマの後の名詞複数「πραγμάτων(プラグマトン)」はthingsと言う意味です。名詞「ἔλεγχος」はa proof, that by which a thing is proved or testedやconvictionという意味があり、ここではconviction「強い信念、確信」という意味です。

私の英語力不足の為混乱してしまったのですが、assuranceとconvictionってどう違うの?Collinsを見たら、「If you do something with assurance, you do it with a feeling of confidence and certainty.」「A conviction is a strong belief or opinion.」とありました。

いつものように、新改訳、新共同訳、NIV、NKJVなどを調べてみたのですが、あまりピンと来ませんでした。そこでリビングバイブルを見てみました。この聖書は意訳しすぎて、正式に教会では使われないと思うのですが、今回ばかりは一番しっくり来たのです。こういうことですよね!英語ではなく、私の日本語力の問題だったのかも。^^;

信仰とはいったい何でしょう。それは、望んでいることが必ずかなえられるという確信です。また、何が起こるかわからない先にも、その望んでいることが必ず待っていると信じて疑わないことです。
(へブル人への手紙 11:1 リビングバイブル)

 

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