昨日はヨハネ1:42-44を学びました。いつものようにギリシャ語をword by wordで英語に置き換えています。英語の文としては成り立たないことが多いので、右側にNIV版を載せています。例えば、ギリシャ語ではJesusの頭に定冠詞のtheを付けたり、名詞の後ろに形容詞が来たりなどです。時制に関しては、左側の英語の方がギリシャ語に近くなっています。
ギリシャ語の授業の前には、Blue Letter BibleでmGNT(ギリシャ語)の章節を出して、単語一つ一つをクリックして英語の意味を調べています。予めノートにそれを書き出していますが、実際の授業中の説明によって違う部分(時制など)を書き直しています。
まだ、Blue Letter Bibleを使いこなせていないのですが、使えればかなり便利だということは分かっています。それで、ちょっと私なりに試行錯誤はありましたが、使ってみました。参考になるかどうか分かりませんが、、、。^^;
①これはヨハネ1:42ー44のNew International Versionを取り出す所です。「John 1:42-44」と入力し、プルダウンでNIVを選択します。
②このように、該当する箇所が出て来て背景の色が変わります。
①Blue Letter Bibleの最初の所からギリシャ語を呼んで来るには、「John 1:42-44」と上の枠に入力し、下の枠のmGNT(Morphological Greek New Testament)をプルダウンで選び検索します。
②John1:42-44が出てきました。該当する節の背景の色が変わります。単語を一語一語クリックすると、その英語の意味やその他文法的な詳細が別窓に現れます。
③ギリシャ語の意味を調べたいので、「STUDY⇒Inline Interlinear」を選択します。
④一語一語ではなく一覧表のように出てくるので便利です。このように、一語ごとに縦に7行表示されます。「ἤγαγεν 」を例に。
1.英語
2.ギリシャ語
3.2のギリシャ語の読み方
4.Strong'sの番号(G71)が表示され、クリックすると動詞の原形「ἄγω」、意味、読み方など詳細が別窓で現れます。
5.原形「ἄγω」(名詞の場合は主格)
6.5の読み方
7.V-AAI-3Sは、Verb - Aorist Active Indicative - 3rd Person Singularの略で、アオリスト(ギリシャ語の時制の一つ、この節の場合は過去形)直説法能動態-三人称単数(が主語の動詞の形)の意味。
⑤himのギリシャ語はαὐτὸν。P-ASM(Personal / Possessive Pronoun - Accusative Singular Masculine)で、人称代名詞/所有代名詞 - 対格(直接目的語か?)単数・男性です。
⑥at himのギリシャ語はαὐτῷ。P-DSM(Personal / Possessive Pronoun - Dative Singular Masculine)で、人称代名詞/所有代名詞‐与格(間接目的語か?)単数 ・男性です。
⑦Jesusのギリシャ語は格によって語尾が変化し、Ἰησοῦν(イエスーン、イエスに)は、N-ASM(Noun - Accusative Singular Masculine)で、名詞 - 対格・単数形・男性名詞です。
⑧このJesusは⑦と格が違うので、Ἰησοῦς(イエスース、イエスは)は、N-NSM(Noun - Nominative Singular Masculine)で、名詞-主格・単数形・男性名詞です。
手探りで調べていたので、ギリシャ語の文法用語等間違っている所があるかも知れませんので、悪しからず。。^^;
p.s.
友達の同僚で語学オタクのノン・クリスチャンがBible Hubというアプリを使っていることを知りました。ギリシャ語の先生によると、内容はBlue Letter Bibleと同じようなものだそうで、好みの問題のようです。
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