20年前に長期の失業をしていた時、日記を読んだノンクリスチャンの方から『（厳しい状況にあっても）信仰を持ち続けているあなたは凄いです。』と言われたことがあります。その時は、何か複雑な気持だったことを覚えています。
何故ならば、イエス様を救い主として信じたら、こんなに素晴らしく祝福されるとノンクリスチャンには知って頂きたかったからです。主と共に歩む信仰生活は楽しいです。それは本当です。でも、そればかりではないことも確かです。
「神様の訓練」がクリスチャンには加わるからです。救われたばかりのミルクを与えられるだけの赤ちゃん信者だったら楽かも知れません。でも神様は、実子の私達の成長の為に、あえて硬い物を与え色々な厳しい訓練を通されます。
何度も日記に書いていますが、ざっくり10年周期で大きな試練を経験しています。先日教会のY姉が「神様は私達が恵みを忘れないように、あえて試練を与えるんですって。」と言っていました。それもその通りだと思います。
受洗して10年頃は、まだ信仰がぐらぐらしていました。良いことがあるとアップし、悪いことがあるとダウンして落ち込んでいたのです。数々の試練を通されたからこそ、その度に神様に対する信頼と信仰が増し加わりました。
また長くなりそうなので詳細は省略しますが、ここ２週間は20年前の失業の時よりも精神的に辛い気持になってしまい、お祈りをすると涙が溢れてしまいます。神様の愛に触れてそうなのか、辛くて泣いているのか微妙です。。
原書でも読んだ『讃美の力』を2日前から読み直しています。クリスチャン10歳の頃「ぐらぐらしていたら伝道は出来ません。私に堅固な信仰を与えて下さい。」と祈って導かれた本で、私の信仰生活をガラリと変えた本です。
預言の賜物はないですが、神様が私を次のステージに移す為に訓練をされているのだけは分かります。問題が起こるのは、試練を与えることが目的なのではなく、それを通して完全に自分を明け渡し主に信頼することを学ぶ為だと思っています。
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