1冊でわかるポケット教養シリーズ 形式から理解するクラシック
- 作者: 舟橋三十子
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2016/09/16
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
今年加わった授業に「音楽理論(楽式)」というのがあります。要は、音楽の形式(二部形式、三部形式、ロンド形式、ソナタ形式などなど)を理解し、楽譜を見て自分の言葉で音楽を説明出来るようにするという授業です。昨年の「音楽理論(基礎)」から理論系は苦戦しています。^^;
特に難しい調判定の知識がないと、形式を語ることが出来ません。正直4月の初回の授業では、何でいちいち分析する必要があるのだろう、めんどくさ〜いとしか思っていませんでした。^^;でも、先日他の先生とクラシックとはなんぞやと話しているうちに、分析の大切さがわかってきました。。
クラシックの演奏で大事なのは、作曲者の楽譜に忠実に演奏することであって、ジャズなどのようなアドリブではありえないのです。曲を理解する為には、それに反映されている作曲者の生きた時代背景や人生感も知ることが必要だと思います。
ということで、音楽の分析が楽しいと感じるかどうかはそれぞれだとは思いますが、この本は初心者にも分かりやすくまとまったコンパクトな本だと思います。夏休みは長いので、たまった音楽関係や語学関係の本を読み漁りたいと思っています。^^