金曜日は西洋音楽史の授業がありました。私はドイツ語の授業と同じくらいこの授業が大好きです。英文科の時、英文学史には全く興味がなかったのに。（笑）先生は年配でも若い人のようにエネルギッシュで、本当に知識の宝庫のような方です。本当に嬉しそうにお話をされます。好きなことを仕事に出来るって幸せだな、と先生を見ていると羨ましくなります。時々授業から離れたこぼれ話や体験談が興味深く、むしろそっちの話の方が楽しみだったりします。^^
先生の話が楽しいので、一言でも聞き漏らすまいとノートをしっかり取っています。講義ノート提出が評価の対象となる為、なおさら一生懸命です。^^;私が幸せを感じる時は色々ありますが、知らないことを知る喜び＝知的好奇心を刺激される時かも知れません。だからと言って勉強が好きというわけではありません。音大で学ぶことで、毎日が新しく新鮮でワクワクしています。これは当時の英文科の時にはないことでした。^^;
前置きが長くなりましたが、〇〇年前の一昨日洗礼を受け、イエス様と二人三脚の人生を歩んで来ました。私の人生の大転換期は23歳でした。あの時5年振りに友達から電話がかかって来て教会に誘われなかったら、あの時卒論で読んでもいない『緋文字』を安易に選びテーマが「罪」でなかったら、教会には毎週通うことはなかったでしょう。「罪」の意味を知る為に教会に通っていた私ですが、結局半年後には洗礼を受けることになってしまいました。
私は子供の頃から音楽は好きでしたが、音楽の授業が中学まででした。高校が進学校だったので、音楽の授業自体がありませんでした。中１の時の英語のテストで満点を取り、先生に褒められたことが英語に興味を持ったきっかけです。私は音楽より語学に興味を持つようになりました。でも、クリスチャンになって聖歌隊に入り、10年以上縁がなかった音楽に戻って来ました。そういえば、中学の頃NHKの歌のおねえさんになりたいと思っていました。
OLになり、英語を使った仕事がしたいとキャリア志向で上を目指し、行き着いたのが外国人社長付秘書でした。人事部に異動したものの、その後目標を見失い黙々と仕事をこなす日々を何年も過ごしていました。何を目指したら良いのかと何年も祈っていました。そして、予想外の会社都合での突然の退職、、。年金を貰う前に仕事を失うことの不安で途方に暮れていた筈なのに、祈りのうちに導かれたのはまさかの音大への進学でした。
私の人生は、自分が描いていた人生プランとは全く違うものとなっています。もともと平凡で平坦な道のりよりも、曲がりくねっていても遠回りでも楽しみながら歩いて行きたい方なので、自分の人生もとてもドラマチックです。私の前に創られた新しい道を4月から歩き始めたわけですが、この道がどこまでどう続いているのかわかりません。分からなくても、神様を完全に信頼して神様の御手に委ねています。どのようなことがあっても、完全に私を愛して下さる方。。これからもずっと一緒に歩いて行きます。^^
主は言われる、わたしがあなたがたに対していだいている計画はわたしが知っている。それは災を与えようというのではなく、平安を与えようとするものであり、あなたがたに将来を与え、希望を与えようとするものである。(エレミヤ29:11)
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