HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


「今」はお祈りの答え

昨年退職してからは引き続き早天に通っていましたが、教会から自宅に戻る道すがら『これから先どうなるのかな…』と思いを巡らしていました。当時自分自身が描いていた大まかな計画はありましたが、退職により私の計画は崩れ未来像が見えなくなりました。ひたすら祈り、ただ神様からの導きを待っている日々が続きました。

わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。(イザヤ55:8)

主よ、あなたの大路をわたしに知らせ、あなたの道をわたしに教えてください。あなたのまことをもって、わたしを導き、わたしを教えてください。あなたはわが救の神です。わたしはひねもすあなたを待ち望みます。
詩編25:4-5)

遡ること7、8年前。自分の人生の進むべき方向について神様に祈って来たのですが、当時の仕事内容に納得がいかず訴えるように祈った或る朝、「今置かれている持ち場立場で勤勉に働き、その仕事でプロフェッショナルになりなさい。そうすれば道が見えて来ます。」と鮮やかな答えが来ました。

納得いかない仕事と言うのは、それまで転職によって「自分がやりたい仕事」を掴んできたのに対し、異動により会社からやるように言われた仕事で、それは自分が培って来た経験が直接生かされるのではなく、ゼロから覚えてやらなければいけない興味のない仕事だったからです。

何故今更このような仕事なのか、これまでの努力や経験が水の泡じゃないかとか、時間もお金も使って勉強してきたことを神様はご存知ですよね?・・・と言うような神様に疑問を訴えるような祈りでした。それに対する答えが、先の「」のことだったのです。私はそれで納得し、心が静まったのを今でも覚えています。

まだ見えないけれど、神様には私の特別な計画があるのだと理解したからです。肉の思いではわからなくても、外人付社長秘書で入社し役員クラスと関わり、次はディレクターやマネジャークラスと、更に次の仕事では一般社員やその配偶者迄にも関わる仕事になったことで、神様は何かをさせる為に私をそこに置き訓練されるのだなと思いました。

あれから7、8年経った今、私は思いもよらない道を歩き出したわけです。この歳で音大に行くなんて全く考えていませんでした。でも、時代が変わり社会人を受け入れる大学が多くあることを初めて知り、音大も例外ではありませんでした。私は殆ど実技と志望動機(やる気)だけで入学させて頂いたようなものです。^^;

先日クラスメート(私より年上の奥様)とお互いに入学するまでのことを話していた時、そういえば「どこの大学に行けば良いか導いて下さい」「授業に付いて行けるように準備が出来ますように」「若い人達の中で馴染めますように」とか、最も重要なことは「素晴らしい声楽の先生が与えられますように」と色々細かく祈って来たことを思い出しました。

結果として、声楽の先生はもちろんのこと、他の教科の先生方も素晴らしく、又クラスメートも幅広い世代がいても違和感なく、アットホームで良い人ばかりでとても楽しい毎日を送っています。もちろん難しい科目もありますが、それについても恵みの御座のお祈りの課題に入れて祈って頂いています。^^;

しみじみと、私の早天でのお祈りの答えが今なんだなと改めて思い、感謝で一杯になりました。会社勤めをしていた激務の毎日には二度と戻れません。まだ歩き始めた道ですが、これからどのような道に繋がって発展して行くのか、祈りつつ楽しみにしています。^^

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