基本が大事：バイエル・ハノン

子供のバイエル 下巻

あと２週間もすれば、私は再び大学生になります。私は声楽専攻なのですが、副科でピアノがあります。正直ピアノは暫くまともに弾いていなかったので、プライベートの声楽の先生にピアノもみて頂いています。何十年も前に終わったバイエルの本は既に捨ててしまったのですが、先生の勧めでバイエル下巻をやり直すことにしました。

昔やったのはこの本よりももっとお子様用の内容だったような気がします。実家にそれと同じのがあったので見てみました。やっぱり微妙に違っているところがありました。曲に関しては、私が好きなバッハのメヌエットが、昔使ったバイエルにはあって、今使っているバイエルには入っていませんでした。

全訳ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー

バイエルと合わせてハノンもやり直しています。ハノンは指使いの練習で、ウォーミングアップの意味合いがありとても大事です。久しぶりにハノンを弾いてみたら、5本指が均等に音を出すことが出来ませんでした。つまり、薬指と小指が相当弱くなっていたということなのです。結構ビックリしました。昔は英文タイプを打っていたので、薬指と小指が人より強くピアノには好都合だったのです。でも、軽く触るだけで良いキーボートの時代になった為、私の指も相当弱くなっていました。

その為、変に力が入っているようで、左腕の筋肉が痛むようになってしまいました。昔はそのようなことはありませんでした。それはそうです、練習をサボっていて、レッスンの直前にちょっと弾くだけだったからです。^^;でも、指の形は良いと昔も今も褒められています。何ヶ月か弾いているうちに何とか指が動くようにはなりました。

昔は少しずつしか進めませんでしたが、昔一度やったことがある為、今は1週間で小曲ですが6〜8曲は大丈夫です。今の年齢から始めていたらとても難しかったでしょう。私がイタリアの会社にいた時に、仕方なく好きでもないイタリア語を勉強しましたが、今声楽でアリアを歌う時にとても役に立っています。何でもやっておいて損はないものですね。^^

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