HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


母の一周忌

母が亡くなってもうすぐ一年になろうとしています。仏教のことは良くわからないのですが、一周忌は必ずしも一年経たなくても良いらしく、私達やお坊さんのスケジュールもあり、一周忌の為に21、22日は田舎に帰りました。今の猛暑が嘘のように、その日は半袖でも寒く感じる程でした。暑いのが苦手なので本当に感謝でした。

お寺に親戚が集まってお坊さんがお経をあげ、一人ひとりお焼香をして行くことになっています。家族は私がクリスチャンでお焼香が出来ないのは理解してくれています。お葬式の時は自宅ではなく葬儀場でしたので、1人ひとりお焼香の時も私は皆の前でお辞儀をしただけでした。もちろん今でも、偶像崇拝から守られるようにと祈っていますが、昔と比べたら本当に楽になりました。

49日でお寺に集まった時は、目の前に巨大な仏像があったので、お焼香はしないまでもその像に向かってお辞儀するようで、絶対に避けたいと思いました。たまたま隣に座っていた伯父さんが足が不自由になっていたので、伯母さんと一緒に椅子から立ち上がるのを支えたりして、不自然ではなく、自分の席から離れることすらしないですみました。

今回一周忌では、義兄が「(椅子に)座っているだけで良いから。」と小さな声で促してくれました。自分から「私は出来ないので・・」と言うこともなく、義兄が言ってくれたその心遣いがとても嬉しかったです。母が生きていた頃、義兄が「宗教を信じる人の気が知れない」と言っていたことを聞いていたからです。

両親が生きていた頃、私は正直姉や義兄には気を使っていました。ハッキリ言ってしまえば、心を閉ざしていたのです。でも、今あの頃が嘘のように良い関係が築けつつあります。先日実家から戻る時、義兄がお米を持って行きなさいと、実家で作ったお米を10キロも持たせてくれました。(スーツケースに入れて運んで来ました。)

実家では今でもお米は作っているようです。私は子供の頃からこのコシヒカリを食べて育って来ました。10数年ぶりの実家のお米です。食べきれないので、歌の先生におすそ分けしました。私はグルメではないのですが、お米に関しては舌が肥えています。多分先生はその美味しさにビックリすることでしょう。^^


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