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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


伴奏者との音合わせ

毎年9月の歌の発表会があるのですが、今年はその前の予行演習というかプレ発表会を来週行うことになっています。いつも自分の実力よりもレベルの高いアリアにチャレンジしているのですが、今年の2曲は昨年よりも更に難しい、腹筋をかなり使うので体力が必要です。まだ音取りが完璧ではなく、言葉の意味もぼちぼち考えながら歌うようになったところです。

今朝は伴奏者との音合わせでした。『椿姫』の『Ah fors'e lui che l'anima - Sempre libera(ああ、そはかの人か〜花から花へ) 』と、『ロミオとジュリエット』の『Je veux vivre(私は生きたいの)』です。初めての伴奏者で、多分音大生かと思うのですが、私の貧弱な歌では申し訳のない程の素晴らしい伴奏をしてくれました。これまでの伴奏者ももちろん良かったですが、今回の伴奏者はより相性が良いのを実感しました。

先生の伴奏よりもやや速くどうなっちゃうかと一瞬思いましたが、本当に気持ちの良い伴奏で伸び伸びと歌うことが出来、何かとても幸せな気持ちになりました。何年か前の『トスカ』の時などは、伴奏が難しくてなかなか合わせるのが大変でしたが、今回は難曲にもかかわらず1、2回で終わりました。伴奏者に歌い易かった話をしたら、何と伴奏者から歌の内容(感情)が良く伝わって来て合わせ易かったと言われ、更に嬉しくなってしまいました♪

今年はアリアの為に、お蔵にしまっていたイタリア語の勉強を再開したこともあり、言葉の理解度が断然違うのを実感しています。いつものように、イタリア語を英語に直訳してから歌詞を覚えています。声楽を専門としている人達は、大体の意味が分かれば良いという意外とアバウトな捉え方をしています。でも、私の場合、意味をword by wordで知らないと歌詞を覚えられないのです。

最大の難関は『椿姫』の一番最後の「♭ミ」です。その日のコンディションによって、本当に一か八かっていう感じて、10回に1回位しか出ません。調子が良いと「ファ」まで出ることはあります。発声練習ではなく歌として聴ける音域は「♭ミ」が限界です。来週どうなるかなぁ・・・。(^_^;;