HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


感動的なシーン

最近は私自身全く関心がないレコード大賞なのですが、子供の頃大晦日の夜と言えば、このレコード大賞受賞式〜紅白歌合戦を観て除夜の鐘を聴き新年が明けるというパターンでした。現在は、というかクリスチャンになってからお寺の鐘を聴くのが嫌で、KAT-TUNがデビューしてからはジャニーズカウントダウンで新年を迎えています。(笑)

このYouTubeは、1977年のレコード大賞授賞式の映像です。(http://www.youtube.com/watch?v=a0lh9hHFQ24&feature=related を埋め込もうと思ったのですが、埋め込み禁止になっていましたので、クリックしてください。)
 大賞受賞者はジュリーこと沢田研二です。リアルタイムで観たかどうかも覚えていなかったのですが、この授賞式の映像を観るたびに私は感動して泣いてしまいます。それは、この年彼の歌がヒットして大賞に選ばれたから良かったね、というそういうものではないからです。

彼は75、76年あたりに暴力事件(新幹線内で、しつこく絡んで来る男を殴ったらしい。本人は手が相手の口に当たったと言っていた。)を起こし、それがきっかけで信用を失い、責任を感じて自主的に謹慎、世間からは暴力歌手としてレッテルを貼られることになりました。人は誰でも試練を通されると砕かれ、そこから成長するものだと思います。挫折後の復活からの彼の活躍はめざましかったからです。

辛い時期を過ごしてきた後の『勝手にしやがれ』でのレコード大賞受賞です。もう30年以上前の映像ですが、本当に良かったねと心から思います。特に1分30秒あたりからの映像で、タイガース時代の仲間に思わず抱きつくシーンは感動的です。サリーこと現在は俳優の岸部一徳が彼を抱きしめる時の優しい笑顔も素敵です。

(後で見つけた、日本歌謡大賞の映像も良いです。2冠だったんですね!http://www.youtube.com/watch?v=KZtQN0fjXeQ&feature=related

二日前に、NHKで彼の昨年の還暦のドームでのコンサート(7時間で80曲も歌った!!)の再放送を観ました。とても60歳とは思えない体力にビックリしました。走り回って歌っていたからです。(私などは発声練習だけでバテる時もあります。(汗))プロとして凄いなと思ったと同時に、彼の歌に対する真摯な気持ちというか、1曲目であっても何10曲目であっても、1曲1曲の歌詞をとても大事に丁寧に歌っている印象を受けました。

そして、歌い終わるたびに、聴集に向けて「サンキュー、ありがとうね。」と繰り返し言っていたこと、又、コンサートの時の彼のメッセージに心を打たれました。子供の頃は美しい王子様だから好きでしたが、今はとても内面的なところにひかれます。実は4月に彼の音楽劇(哀しきチェイサー)を観に行きます。とても楽しみです。(^_^)