HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


さびしい・・・、でも又お会いしましょう

昨夜はO先生の前夜式、今日午後は告別式でした。私は仕事の都合もあり、前夜式しか出席することが出来ませんでした。教会から式のソプラノの讃美リードをして下さいと言われていた為、涙もろい私がいかに感情を抑えてそのご奉仕が全う出来るかが心配でした。でも、お祈りによって何とか無事役目を果たすことが出来ました。

先生とはいつも日曜日の送迎車で一緒になり、私が習っているアリアの楽譜をお見せして色々質問したり、音楽の生き字引のような先生から色んなことを教えて頂くのは本当に嬉しいことでした。O先生は音楽をする為に生れ、音楽と共に歩み、生きた方なのだと、昨夜先生の御経歴を伺って改めて思いました。

先生は、かつてはバイオリニストとして、又色々なフィルハーモニーで指揮者として活躍されていました。立派な御経歴をお持ちの先生にもかかわらず、本当に謙遜で気さくにお話をして下さる方でした。教会では、バイオリン、ピアノ、エレクトーンの演奏でご奉仕され、クリスマスコンサートでは音楽の総監督をされていました。

先生がうちの教会に来られてから、管弦楽団が出来、バイオリン教室も始まりました。幼稚園に入る前から教室で学んでいた教会の子供達の中から、バイオリンやビオラで芸大などの音大に進んだ人達もいます。うちの教会では小さな演奏家が沢山育っています。将来プロになる人も出て来ることでしょう。先生は亡くなる数時間前まで、お孫さんにピアノを教えていらっしゃったとのことでした。

昨日の前夜式はクラシックのBGMが流れていました。お嬢さんでプロのバイオリニストとピアニストが、先生が作曲された曲を演奏していました。初めて聴いた曲でしたが、本当に美しく繊細な曲で、私は泣きそうになりました。その後子供聖歌隊が「まもなくかなたの」を歌い、私達聖歌隊は先生が作曲された「伝道者の詩」を歌いました。

私は「まもなくかなたの」を歌うと、とても切なくなってしまいます。ウェブサイトで見つけたmidiを聴いていたら、もう親しくお話したり出来ない、もうこの世ではお会い出来ないのだと思うとさびしくてたまらなくなり、昨日はまだピンと来なかったのですが泣いてしまいました。

エス様を信じる私達は、親しい人の肉体は滅びても、やがていつか再び天国でお会いすることが出来るという希望があります。しばらくは寂しいかも知れませんが・・。先生、"Shall we gather at the river?" (^_^)

下は「聖歌687番 まもなくかなたの」です。↓

http://promises.cool.ne.jp/Beautiful_River.html