HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


コンサートの余韻

今朝歌の先生の所に行き、レッスン前にコンサートの感想を聞くことが出来ました。第一声は「良かったわ〜。すごい一杯入ってたわねぇ。ビックリしたわぁ。」でした。サンアゼリアは市民ホールですが、以前の市長がクラシック好きと言うこともあったからなのか、7万人程度の町に随分場違いな立派なホールを建てたものだと当時驚いたものです。多くの市民や市内の学校なども利用していますが、結構国内外の有名アーティストや演奏家も来ていてすごいなぁといつも思っています。チケットが結構手頃な金額なのも魅力です。

出演する側の立場からは、本当に音響が良いので気持ち良く歌えるホールです。同じ埼玉の随分昔からある某ホールなどは、あまりに酷い音響で、そこで行われたオペラなどは出演者がお気の毒だと思った程です。歌う人が同じだったとしても、ホールによって全然違って来てしまうのです。そういう意味でも、私達はラッキーだと思っています。教会の会堂は築30年以上は経っていて、ソロを歌う時はあまり響かないのでごまかしがききません。(^_^;;

私達のクリスマスコンサートには、教会員でもあるプロのオペラ歌手N先生とK子先生(メサイアの指揮者K先生の奥様)も参加して下さり、本当に素晴らしいソプラノなのでいつも客席で聴きたいと思っている程です。今年は特にN先生にはメサイアではお世話になりました。とても力強く声量のある声で、20年近く前N先生のリサイタルで聴いた『椿姫』に憧れ、声楽を始めてそれを歌うことが私の夢でした。そして、まさに今、そのアリアに挑戦している私です。

K子先生は、オペラの主役やリサイタルを毎年開いていらして、私達は必ず聴きに行かせて頂いています。どこまでも温かく優しい声で、N先生とはタイプの違うソプラノです。ここ二ヶ月位は、ずっとスミ・ジョーさんの美しい歌ばかり聴いていました。彼女の美しく澄み切った声は、ストレスフリーで耳に心地良く響いて来ます。でも、ここのところ多忙で疲れていたこともあり、完璧に美しい声よりも、何かもっと耳にも心にも優しく響いて来る声を求めるようになっていました。K子先生の声はまさにそう言う声質なのです。

ここ数週間、牧師先生が繰り返しおっしゃっていますが、上手に歌うことが大事なのではないということ。心が伝わらなかったら意味がないと。私達は話言葉にも歌にも、真心がこもっていなかったら、相手に思いは全く伝わりません。先週仕事でも似たような経験をしました。地方の外勤の男性からのクレームでした。そもそも本人が原因なのですが(^_^;;、いかに冷静に迅速に対処するかが大切です。健診関係だったので、受診した病院に事情を話しお詫びを言うと、とても感じ良く対応して下さって本当に助かりました。

下の聖句は、この仕事をするようになって、いつも心に留めている御言葉です。仕事を通してキリストの愛を伝えることが私の役割なのだと最近ようやくわかって来ました。伝道は必ずしも聖書の御言葉を伝えることばかりではありません。

『自分を愛するようにあなたの隣り人を愛せよ』。これより大事ないましめは、ほかにない」。(マルコ12:31)

人々にしてほしいと、あなたがたの望むことを、人々にもそのとおりにせよ。(ルカ6:31)

p.s.

このうさぎちゃんにも癒されます。(笑)普段は「むにゃむにゃ」しか言いませんが、たまに私に話しかけて来るのです。私のIPアドレスで私だとわかるのかしらん。思わず写メを撮りました。「heidi!!」「heidiが遊んでくれた♪」と言っています。(笑)