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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


久しぶりのエージェント

先週前職で一緒に仕事をして来たエージェントの○○さんとランチをしました。私の異動直前にメインのエージェントとは挨拶をしていましたが、メールだけで実際に会えなかったエージェントも何人かいました。私が研修に入ったことは、会社でもごく一部の人達や特に親しかったエージェント達にしか知らせていなかったので、○○さんがお菓子を持参していらした時にはすれ違いになってしまいました。

彼の会社はコンサルティングやトレーニングが母体の会社で、派遣事業を始めてまだ2年位しか経っていません。当時は、実績のある長いお付き合いのエージェントのようには対応が出来ないので、飛び込みの営業は受付でお断りしてもらっていました。しかし、それでも相当粘り強い人は引き下がらず、私の方に電話が回って来るので対応することになります。

受付よりも私の方がもっと手強いので(笑)、私の関門を越えて取引先となった彼はすごいと思います。色々な電話のやり取りの中で、その会社には経験は浅くとも年齢層の若いスタッフを多数抱えているので興味を持ち、彼の人柄や熱心さもありその後実際会うことになりました。実際その会社は、メインのエージェントが出来ない部分を補ってくれましたが、当たり外れが両極端(もの凄く評判の良いスタッフか、正反対のスタッフか)で冷や冷やのし通しでした。

会社自体もその人も経験が浅い為、トラブルが起こった時の対処法がいまいちなので、他のエージェントが良くしている例を教えてあげたりしたものです。年間一人で200人以上採用しなければならないプレッシャーが相当あり、売り手市場で人材確保が相当難しいこともあり、エージェント達にのお尻を叩いたり、厳しいことも言わなければなりませんでした。特に若いエージェントの上司などは、派遣先企業に鍛え育てられると言い感謝されることも多いです。私の元上司はそうは見てくれませんでしたが・・・。

○○さんは私の異動後担当から外れたようで、先日会った時には、次の会社が決まっていて今月一杯で退職するとのことでした。heidiさんと一緒に働けて良かったですと言っていただいて嬉しかったです。次も人材サービスの業界のようでした。お互い派遣スタッフには相当振り回されましたよねなどと話していました。担当始まって以来の一番若い派遣スタッフ(○○さんの会社)を採用する時には、一種の賭けだった話をしました。(笑)そのスタッフはとても評判が良く、その部署では異例でしたが最近一年経って正社員に採用されました。

その部署は何人派遣スタッフを送っても定着しないところで頭を抱えていたところだったのに、彼に取っては大好きな場所で大好きな仕事となったようです。今は社会保険関係の手続きをしている関係で、履歴書等も目にするわけなのですが、志望動機に「(これまで経験を積ませていただいた会社に)感謝しています」と書いてあり、個人的に本当に嬉しくうるうるしてしまいました。○○さんも、エージェントとしてではなく個人的に喜んでいました。

時間が限られたランチタイムだったので、あまりゆっくりお話が出来ずに残念でした。当時インタビューの度に関西から出張して来た部門のマネージャー△△さんのキャラクターがユニークで、インタビューはいつも和やかで笑いの絶えない楽しいものでした。私は彼の大阪弁にはまってしまい、お笑い好きの私はこらえきれなくなり、○○さんにはheidiさん笑いすぎですよと良く言われました。過去にも、部門のインタビュアのキャラによって、私と漫才コンビのようになってしまう人もいて、スタッフにはすごく楽しい会社だと思われていました。(笑)

その△△さんも年齢や体力的なこともあり退職しました。お別れの電話をしている時には涙がこぼれそうでした。藤崎マーケット似の○○さんともお別れ。今私の会社は方針を変えたようで、私が採用した派遣スタッフが直接雇用に変わった例を沢山目にしています。コスト的には会社は負担増だと思いますが、人事としてではなく個人的には嬉しいです。今は派遣の採用は活発ではないようです。馬車馬のように働かなければ回らなかった私の数年間は一体何だったのだろう・・・、一つの節目が終わったなぁという感じです。