HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


発表会のDVD

今日はI先生がコンサート準備でお忙しい為、昨日の朝に声楽のレッスンを受けました。いつも日曜日の朝はドタバタでせわしないのですが、昨日は久しぶりに2時間も先生のお宅にお邪魔してしまいました。同年代なので、歌もお喋りも楽しく、つい長居をしてしまいます。先日の発表会のDVDが出来、今後の勉強の為に特別にコピーしてもらっていました。自分が歌っているところを見るのは恥ずかしいのですが、歌の内容はもちろん、立ち振る舞いなどの癖も良くわかるので直視することにしています。(^_^;;

今回声楽科出身の人が二人いました。ブランクがある人もいましたが、やはり音大出の人達は年季が違いベースが出来ているなぁと思いました。聖歌隊で歌っている限りは、人数のバランスによって声量を調整することもあります。しかし、そんな私でも、DVDを見ると声楽を専攻していた人達とは何かが違うのです。声質はその二人も私もリリコ・ソプラノなのですが、彼女達はもっと声量があり、声の響きが深い(?)感じがしました。何というか、私の声が若干浅く聴こえる感じでした。多分息の入り方がまだまだ浅いのではないかと思いました。

今日『メサイア』の練習で隣にテノールのI君が座ったのですが、昨年は自信がなさげだった彼も、K先生の御指導と熱心な練習の積み重ねで随分良くなっていると感じました。「声が出るようになったし、上手くなったね。(^_^)」と本人に言いました。「私が聖歌隊に入ったばかりの頃は、ハレルヤコーラスなんて、どこを歌っているかわからなくて目が泳いでいて楽譜で顔を隠して歌っていたわよ。(笑)」と言ったら「本当ですか?!」とビックリされました。(笑)

「歌は、本当に地道な積み重ねが大事なのよね。あの有名なオペラ歌手のマリア・カラスだって、『歌に関してはずっと学生なのよ』と言っていたの。つまり、一生勉強ってことよね。」などと、話していました。K先生秘伝の発声体操を毎日続けて、もっと素晴らしい讃美が歌える身体を作らなければとますます感じている私です。マリア・カラスの言葉ですが、後で調べたところ、正確には下記になります。

Nel canto, tutti, siamo studenti fino alla morte.
Maria Callas

歌に関して言えば、私たちはみんな死ぬまで、学生なのよ