HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


新しいチャレンジ

9月2日に歌の発表会が終わったばかりですが、もう来年の発表会に何を歌おうかと考えているところで、一曲は『ワリー』の『さようなら、ふるさとの家よ』と言う美しい曲に決まりました。もう一曲はこれまでもレッスンで何度も歌った無難な曲(フィガロの結婚のスザンナのアリア)にしようと言うことになりました。

しかし、それでは何だかつまらないので、先日のヴェルディの曲のように、自分のレベルより高く難しい曲にチャレンジしたいなと思っているのです。今週は、持っているアリアのCDを全部i-Podに入れて、通勤の行きも帰りもアリアを聴きまくっています。お陰で仕事中も、頭の中でアリアがぐるぐるとまわっています。(笑)

CDジャケットと曲名は、私の趣味のブログ「Poco a poco」の、28・29日にリンクされていますが、「マリア・カラス ミレニアム・ベスト」レナータ・テバルディ「ソプラノ・アリア名曲集」です。

これらのCDはここ2、3日良く聴いているCDで、かなりお勧めです。ただ、マリア・カラスのCDは、曲によっては、長いアリアが途中でフェイドアウトしていたりするので、「えっ、途中かよ〜」と思うところはありますが・・。(^_^;;どちらかと言うと、マリア・カラスよりはキリ・テ・カナワのような清んだノーブルな感じの声が好きなのですが、アリアの曲調によっては、マリア・カラスの歌唱力や表現力はやはり素晴らしいのひとことだと改めて感じました。

レナータ・テバルディの2枚組のCDも、有名なオペラのアリアが沢山入っているので、私も含むオペラ初心者にはお勧めです。テバルディは、マリア・カラスと同時代に活躍していたオペラ歌手ですが、カラスの個性的な声と比べると聴きやすい感じです。『椿姫』の『ああ、そはかの人か…花から花へ』の途中で、かん高い笑い声が入っているのが面白いです。

昨日お昼頃までは、ベッリーニの『ノルマ』から『清らかな女神よ』が良いかなと思ったのですが、聴いているうちにヴェルディの『運命の力』から『神よ、平和を与えたまえ』がダントツに良くなってしまいました。難しいですが、やっぱりヴェルディは素敵な曲が多いです。

この『神よ、平和を・・』はドラマチックでメロディアスなので、感情移入をしやすい曲だと思います。技術的な難しさもありますが、その上に長い曲でもあるので、さらに体力が必要と思われます。歌の途中でへなへなになってしまいますので、更に体を鍛えないとエネルギーが持ちこたえません。嫌いなスポーツも歌のためならば・・・。頑張ろう。