HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


K先生

今年のクリスマスコンサートは12月7日(金)なので、聖歌隊の練習も佳境に入って来ました。聖歌隊のK先生はベテランの声楽家で、私の母と同じくらいの年齢なのですが、最近自分が元気なうちに聖歌隊の人達に持っている技術の全てを教えないと・・・などと良く仰っています。一昨日も、天国に行った時に神様から聖歌隊に何を教えて来たのと言われたくないって。(笑)いつまでも、かわいらしい先生です。

聖歌隊の練習中に、ソプラノの人達の声の出し方が納得がいかなかった為か、発声体操の一つで四つん這いになってろうそくを吹き消すような体勢にさせられました。発声体操は、夏季講習でいつもやっているのですが、実は私はあまり好きではありません。(というか、仕事のこともあり、講習自体3日間のうち0.5日しか参加していません。)スカートなのに・・と思いましたが、良い声を出す為には仕方がない・・・。(^_^;;

プライベートの声楽のI先生と聖歌隊のK先生の教え方は全然違い、I先生は感覚的であるのに対しK先生はロジカルな教え方です。私は感覚的な方ですが、K先生のベースがあってこそI先生の方について行けると言うこともあるかも知れません。I先生が音大生の頃K先生は売り出し中のオペラ歌手だったそうです。長年音大で教鞭を取っておられたK先生から教えて頂いている聖歌隊は本当に恵まれていると思います。

長年声楽をやっていると、少しずつ進歩しているとは思いますが、その過程において超えなければならない課題が出て来ます。それを一つ一つクリアして行かないといけないのですが、私が今抱えている問題を乗り越える為には、苦手なK先生の発声体操(スポーツと一緒で、筋肉痛になる・・)を、家で本気で毎日やらないといけないかなぁと、重い腰を上げつつある私です。

K先生にも発表会の写真をお見せしました。「ドレス(のウエストのところ)はあまり締めてはだめよ。」とおっしゃったので、「先生、このドレスは後ろが紐で縛るようになっていて、ちゃんと息が入るように緩めていますから、大丈夫ですよ。(^_^)」と言いました。「先生、私達は覚えることが沢山ありますから、先生はそんなに早く天国には行かないですよ。(笑)」と、長生きして下さいと言う気持ちで言いましたら、「あら、だからって、さぼってはだめよ。」とのこと。(笑)

先生には、本当に長生きして頂きたいと思っています。もっと貪欲に、先生から吸収出来るものは吸収したいと思っています。