金曜日のコンサートでソロを歌ったばかりでしたが、一昨日は礼拝時に独唱をすることになっていました。クリスマスの月なので、私が好きなクリスマスソングの一つでもある『ああベツレヘムよ』を歌わせていただきました。讃美歌は聖歌より更にキーが低い為、ソプラノ泣かせです。曲調が変わらないように、半音だけ上げて歌いました。
発声のポジションが落ちないように、楽譜にはまたあちこちに「鼻」と書き込みました。ソプラノにとっての中間音は(高音もですが)、特に鼻腔に響かせないと声が前に出て来ません。これがちゃんと出来なかった頃は、ハレルヤコーラスを2、3回歌うと喉に負担がかかり過ぎて、ハスキーな声になったりしていました。
そういうこともあり、以前ゴスペルをやっていたあるクリスチャンには、クラシックの発声法をベースにしないと、特に高音で喉を痛めるのではないかと心配し、助言をしたことがあります。ただ、クラシックの発声法では、黒人霊歌は良くてもゴスペルの良さは出ないかも知れません。
前置きが長くなってしまいました。礼拝の独唱は発声のポジションに気をつけて、心を込めて讃美をお捧げしようと思いました。ところが、いつもは独唱の時に席に座っておられない聖歌隊の先生(元大学の声楽科の大ベテランの先生)が視界に入り、あがって声が震えてしまいました。
あがるなんて久しぶりです。この前は千人の前でもあがらなかったのに。何で一人の先生がいるだけであがるのか不思議でした。(^_^;;やはり集中力が足りなかったことと、先生の前で上手に歌わなきゃとちょっとでも思っていたのかも知れません。あがるのは神様にのみ目を向けないで、人の評価を意識してしまったからでしょう。まだまだ課題は残ります。(^_^;;