年齢を重ねると月日の流れの速さに驚くばかりですが、今年ほどあっと言う間だった年はなかったような気がします。４月から通い始めた明治学院大学での古典ギリシャ語の無料講座も、体調を崩した為に６月初旬には通うことを断念せざるを得ませんでした。
健康診断を数年受けていない間に、大きな病気に罹ってしまいました。年齢的なこともあり、毎年健康診断や検査がどれだけ大事なことなのかが痛いほどわかりました。病院とは縁がなかった人の方が、健康を過信しむしろ大病を患いがちなのかも知れません。
今年１年が病気一色の年になるとは予想もしていませんでしたが、これまで考えたこともない気付きが沢山ありました。健康を失って自由に動けなくなり、何をするにも神様の助けがより必要になり、以前よりも頻繁に小さなことも祈るようになりました。
十数年前まで毎年私のHPのオフ会をしていました。その中に重度障害者のクリスチャン男性Tさんがいました。彼は話したり自分で手足を動かすことも出来ないので、食事をするのも介助が必要でした。棒を口で銜えてキーボードを叩いてHPも作っていました。
身体は不自由でしたがとても知的な方でした。私が出会ったクリスチャンの中で、彼ほど前向きで明るい人はいませんでした。自分が病気で弱くなって、Tさんのことを思い出すようになりました。どれだけ不自由で大変だったのか考えると想像を絶します。
病気になって祈られる側となり、祈りの力の奇跡に日々支えられています。化学治療で殆ど副作用が出なかったのは主治医も驚いていました。手術する頃にはもっと驚くことでしょう。『神にはなんでもできないことはない』とイエス様が仰ったからです。
私の心は主の平安で守られています。皆様の上に大いなる恵みと祝福が注がれますように。そして、まだ神様を知らない方々が一人でも多く神様に出会い救われることを願っています。みなさま、良き年末年始をお過ごしください。
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