これは昨日の聖書アプリの御言葉です。好きな御言葉だということもあり、原書ではどのようになっているのかを見てみました。下はマタイ5:9のスクリーンショットです。詳細はそのリンク先(Blue Letter Bible)をご参照下さい。
https://www.blueletterbible.org/tools/interlinear/mgnt/mat/5/9/
いつもギリシャ語の語順が?!と思いますが、最初の「μακάριοι οἱ εἰρηνοποιοί(マカリオイ オーヒ エイレノポイオイ)」と言うのは、英語でも(強調されて)「Blessed are the peacemakers」と倒置されているので、全く違和感はありませんでした。^^
「υἱοὶ θεοῦ(ヒュイオイ セウ)」は、NASB95では「sons of God」と訳されていますが、NIVでは「children of God」、NKJVも「sons of God」です。原書に忠実だと、単数「υἱός(ヒュイオス)son」の複数形「υἱοὶ (ヒュイオイ)sons」が正しいようです。でも、現実的には女性も含まれるので、「children of God」が現実的?かと思います。
又、最後の「κληθήσονται(カレセソンタイ)」は「καλέω(カレオー)call」のV-FPI-3P(Verb - Future Passive Indicative - 3rd Person Plural)動詞・未来・受動態・三人称・複数になります。NASB95とNKJVは「shall be called」、NIVは「will be called」という英訳です。↓
Blessed are the peacemakers, for they will be called children of God.
(Matthew 5:9 NIV)
Blessed are the peacemakers, For they shall be called sons of God.
(Matthew 5:9 NKJV)
「shall」は個人的には「Shall I~?」位しか使いませんが、法律の条文などには使われていて、「will」よりも「shall」の方がより確実にそうなるというニュアンスがあると思います。心配なので、Longmanで調べました。
will=used to say what always happens in a particular situation or what is generally true.
shall=formal or old-fashioned used to emphasize that something will definitely happen, or that you are determined that something should happen.
ギリシャ語が初心者なので、原書の本来の意味やニュアンスが分かるまでにはかなり時間がかかりそうですが、今の所はこのように英語訳と比較することしか出来ないのは歯がゆい思いがします。
ギリシャ語やヘブル語の勉強を始めた理由は、より神様を知りたいという思いが高じたからです。ただ、目的を忘れて単に「語学」に興味が偏らないようにしないとと思っています。^^;母語の日本語の聖書もしっかり読みます。^^;
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