今日はヨハネ2章3~5節を学びました。相変わらずギリシャ語の語順が前後している為、本当に毎回混乱しています。もっと文法の知識があれば、詳しい説明をすることが出来ると思うのですが、まだまだ勉強不足の為それが出来ないのが申し訳ないです。
頻繁に出て来る「λέγει レゲイ」は3人称単数で、原形1人称は「λέγω レゴ(言う)」です。一番最後の「ἔχουσιν エホゥシン」3人称複数で、原形1人称は「ἔχωエホ」(持つ)です。主語が省略されても、動詞の形で何人称か単数or複数かが分かります。
Jesus' mother says to himをギリシャ語ではsays the mother of Jesus toward himという語順、they have no wineもwine not they haveという語順になっています。まぁ、ギリシャ語作文をするわけではないので、語順に慣れなくても意味が分かれば良いかなと。^^;
τί ἐμοὶ καὶ σοί(ティ エモイ カイ ソイ)で驚いたのは、そのまま英語に置き換えるとwhat to me and to youとなり、動詞がない!!ことでした。口語訳の『あなたは、わたしと、なんの係わりがありますか。』が一番分かりやすい訳かも知れません。
イエス様が母に「γύναιギュナイ」(婦人よ)と何故他人行儀に呼び掛けているのかとずっと疑問に思っていました。或る日中川健一先生のメッセージをYouTubeで観ていた時、先生のエピソードから、イエス様も公私を区別されていたからかもと思いました。
それは、先生が礼拝で話されていた時お母様も出席していて、会衆に何か質問をされた時、お母様が「健ちゃん」と呼びかけたそうです。中川先生は公の場で「お母ちゃん」と返事するわけにはいかず、ちょっと困って「姉妹」と言葉をかけられたと。(笑)
「ὅ τι(ホティ)」は2語でwhateverという意味になり、「λέγῃレゲィ」の原形は「λέγω 」で、「ἂν 」が頭について「ἂν λέγῃ」となるとhe may sayの意味になります。原形が「ποιέωポイエオ」は、「ποιήσατεポイエサテ」で命令形「しなさい」になります。
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