一回3節毎に読み進めて来たヨハネ1章ですが、今回が最後の51節まで来ました。Aさん@ギリシャ語の先生がいよいよ臨月なので、体調次第ですが、6月の途中まで何とか続けられそうです。その後のことは神様にお任せしています。
今回目についたのは、「ἀμὴν ἀμὴν(アーメン アーメン)」です。日本語訳は「まことに まことに」になります。お祈りの最後に言うアーメンですが、口語訳では「よくよく」で、イエス様が大事なことを話される時に「よくよくあなたがたに言っておく」を頻繁に使われていますね。
ギリシャ語でどうなっているかは調べていないのですが、「よく聞いておきなさい」や「よく聞いておくがよい」も注意を引く為に頻繁に言われています。又、後半イエス様がおっしゃっているのは、旧約聖書のこの部分を引用されていたのですね。
時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使たちがそれを上り下りしているのを見た。(創世記 28:12)
空にヤコブの梯子(雲間から漏れる光)を見るたびにこの部分をいつも思い起こします。^^
「τῇ ἡμέρᾳ τῇ τρίτῃ(テ エメラ テ トリテ)=the third day」は前半と後半を入れ替えたい語順です。^^;なお、ギリシャ語は格変化で単語の語尾が変わるので、語順の決まりは緩いそうで、強調したい言葉を頭に出すことが多いとか(Aさんsaid.)。
ドイツ語も格変化があるので、2番目に動詞を持って来れば後はどのようにシャッフルしても良いようです。それが格変化のある言葉が便利な所です。英語はそういう訳にはいきません。
最初の行の「δὲ デ」は、and, but, now, then, alsoなど色々な意味に使われているようです。この訳が「on the other hand」としているのは、シーンを変えている感じを出しているとのことです。
「εἰς エイス」が「unto」になっています。私はwere invitedが頭にあるので、「to」と訳したい所でしたが、よりギリシャ語に寄せている為「unto」になっています。英語らしい文で読むには、右側のNew International Versionをご参照下さい。
↓ランキングに参加しています。皆様のクリックが書く励みになります。どうぞよろしくお願いします。