HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


2年前の後期試験中声が出なくなった時の証

もうすぐ声楽の実技試験です。先日伴奏者と一緒に先生のレッスンを受けた帰り、私はしみじみと「声が出てちゃんと歌えるというだけで本当に幸せ。^^」と言いました。感謝を忘れないように、その時の証を載せたいと思います。

*証し会(2/26/17)
主イエスキリストの御名によって、感謝して証をさせていただきます。私は長年勤務した会社を辞めて、昨年4月から音大で声楽を勉強することになりました。(その経緯は、又別の機会に証をしたいと思います。)今回後期試験の間に、喉の炎症で声が出なくなりましたが、一番大事な歌の実技試験で奇跡的に歌うことが出来たことを証しさせていただきます。

先月15日の礼拝で独唱をすることになっていましたので、当日の朝W市在住の歌の先生の所に行ってレッスンを受けました。その時も独唱の時も、特に問題なく歌うことが出来ました。ところが、独唱の一時間後位から、声が枯れて普通に話すことも出来なくなりました。翌日から後期試験だったので、恵みの御座で祈って頂きました。その日は伴奏者と2回目の音合わせの日で、大学まで行きました。喉が酷い状態だったので、声楽の先生を驚かせてしまいました。

風邪だと思い、月曜日に内科に行きました。水曜日には3回目の伴奏者との音合わせでしたが、やはり歌うことが出来ませんでした。その翌日木曜日は初見で歌う試験がありました。1オクターブどころかドレミ位までしか声が出なかったので、音階にならず散々な結果となりました。喉だけが変だったので、土曜日に耳鼻咽頭科に行きました。声帯は正常でしたが、若干のアレルギー性鼻炎の為に喉に炎症が出ているとのことでした。

医師からは、安静にして声を出さないように言われました。でも、一週間後には声楽の実技試験を控えていました。日曜礼拝では、喉の癒しの為に副牧師先生に祈って頂きました。丁度礼拝のS牧師先生のメッセージも癒しについてでした。私達は食卓から落ちるパンくずではなく、パン(癒し)を頂く権利があるというお話で、副牧師先生のお祈りもそれに沿った力強いお祈りでした。思えば、数年前のペンテコステの時に倒れて、副牧師先生に初めて偏頭痛の為に祈って頂きました。その後、何十年も苦しんで来た酷い偏頭痛と十二指腸潰瘍が完全に癒されました。そのことを、初めて先生にお伝えすることが出来ました。(それもいつか証したいと思います。)

現状は相変わらず声が出なかったのですが、過去の癒し体験から来る確信で心は守られていました。医師に「金曜日に歌わなくてはならないのです。」と言うと、「歌えても良い声では歌えないね。」とハッキリ言われ、薬剤師からも「時間がかかりますよ。来月になれば大丈夫でしょう。」と言われました。でも、それらの言葉が心に入ることはなく、私は癒されて実技試験の本番では神様の御栄光を現す歌を歌えると信じて疑いませんでした。

本番2日前になり、声出しは控えたままで、腹筋背筋を使って息を送り鼻腔に声を響かせるハミングだけの練習を始めました。前の週には僅かにドレミまでしか声が出ませんでしたが、その頃にはハミングならばもっと上まで出せるようになりました。本番前日に、伴奏者とハミングで音合わせをし、おっかなびっくり歌ってみました。声が出なくなって12日も経ち、余りにも歌えなくなっていたことに愕然としました。

このままでは本番は無理だと思い、歌の先生に当日朝のレッスンをお願いしました。当日の朝は、発声から歌までひとつひとつ積み上げて行くような作業で大変でした。本調子ではなく、直前に伴奏者と合わせた時も上手く歌えませんでしたが、そうであっても本番は絶対に大丈夫だと確信していました。

試験直前の舞台裏で、主が上から力を注いで最善をなして下さる、「私を通して主の御栄光が現されますから感謝です。」と祈りました。本番の前後は酷い状態でしたが、本番では声が伸びて歌うことが出来ました。ちゃんと歌えていることに驚き、無事歌い終えてホッとしました。伴奏の人にも、「素晴らしかったわ。本番に強いのね。」と驚かれました。たまたま会った審査員の一人の先生から「大曲を歌ったわね〜。」と声をかけられ、「昨日まで声が出ず、今朝レッスンを受けて12日ぶりに歌ったんです。」と言うと、「声が出ない状態で、あそこまで仕上げて歌えるようにする先生って凄いわね。」と言われ、私が長年ご指導頂いて来た先生が褒められたことが嬉しくなりました。

大学の声楽の先生は、声が出なくなると精神的に参ってしまうとのことでした。なので、私が「本番では絶対に歌えます。」と宣言していたことに驚き、相当心が強い人だと思ったようです。実際は私が精神的に強いのではなく、本番は神様の御業が働かれた奇跡の瞬間だったのです。試験が無事終わった翌日は、色々なことを思い返し、感謝の思いが溢れて来て涙が止まりませんでした。良い時も悪い時もどんな時にも、私に寄り添い共にいて助けて下さる主に感謝いたします。

↓ランキングに参加しています。皆様のクリックが書く励みになります。どうぞよろしくお願いします。
にほんブログ村 哲学・思想ブログ キリスト教へ
にほんブログ村