前回の日記で、ピアノのレッスン時に先生にじっと指使いを見られているので、緊張して手が震えていたことを書きました。私はAO入試で入った為、ピアノの試験はありませんでした。全く弾けないわけではありませんが、ブランクが空きすぎていた為、入学前にはI先生に声楽の他にピアノも見て頂いていました。
副科のピアノのレッスンは本当に短いのですが、1週間の授業の中で一番緊張する授業でした。その為、わざと先生に沢山質問をしては自分の演奏時間を縮めていました。(笑)4月〜7月までは徹底的に基本のDurとmollのスケールとカデンツを叩き込まれました。試験の課題曲を貰ったのは7月になってからです。
特に様々なmollの種類を、和声短音階→旋律短音階→カデンツと弾くのが大変でした。先日の試験にも含まれていました。曲が弾けても、スケール・カデンツをパスしないと追試です。手が震えなくなっても、集中が途切れると間違えると言うのを繰り返していました。でも、本番はノンミスで弾けたのでホッとしました。
或るクラスメートは曲はスラスラ上手に弾いていましたが、スケール・カデンツが苦手でした。先生自体が私の先生のようにスパルタではなく、かなりゆる〜い指導をされていたようで、彼女は夏休みが終わってもカデンツがちゃんと弾けていませんでした。本番も間違えて追試になり、甘く見ていた、自業自得だと言っていました。
曲をもらった当時は、3、4倍も遅く弾くように指導されてじれったく感じましたが、今思えばそれは確実に弾けるようになる為には間違いない方法だったと良くわかります。スケール・カデンツの時も同様で、物凄く遅いテンポから徐々に速くして行きました。声楽の先生も、音取りの時は遅く歌うと息使いの訓練にもなるので良いと仰っていました。
声楽の歌や語学関係は進んでいますが、ピアノや音楽理論は遅れています。歌えるだけでは音楽の専門家にはなれません。でも、焦らずに地道に努力し積み重ねて行くしかありません。私に必要な諸先生を与えて下さった主に感謝します。自分の為の勉強ではありますが、熱心な先生方をガッカリさせたくないので頑張ります。^^
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