HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


クラスメートのシャンソンリサイタル〜元気なシニアから学ぶ

大学のクラスメート、特に社会人で入学した人達のバックグラウンドは実にさまざまです。音楽とは無縁の専門職、演劇、普通の主婦など色々です。その中に17年位キャリアのあるシャンソン歌手のお姉様(私より年上だから(笑))がいます。

数週間前彼女の先生の門下生の発表会を聴きに行きました。やはり、ジャンルの違うクラシックの発声は難しいようで、イタリア歌曲はどうしても不慣れな感じがしました。でも、舞台慣れしていて彼女の「世界」があるのはわかりました。

先週、彼女のリサイタルに行って来ました。マイクを使って囁くように歌うシャンソンは、マイクなしの腹式呼吸で歌うクラシックとは全く違います。先日とは違い、正に水を得た魚のように自由に楽しそうに歌い、彼女の世界を作り上げていました。

私は好みがハッキリしていて、自他共に評価はシビアなのですが、彼女の歌も表現も、語りも、客席とのやりとりも慣れていて、オーラがあって光り輝いていました。クラシックにはないエンターテインメント性があり、本当に素晴らしかったです。

驚いたのは、聴きに来ていたお客様が60代半ば〜80代のシニアな方々ばかりだと言うこと。クラシック愛好家より更に年齢層が上でした。三部構成で、二部は歌いたい人が5人歌いましたが、何と7人も候補がいてくじ引きだったのです。

暗譜でそこそ歌える人達ばかりで、「生きることは歌うこと=歌うことは生きること」だと。歌うことが喜びであり元気の源なんですね。うちの教会以外で、こんなに明るく元気なシニアをみたことがありません。歌の力って凄いなと改めて思いました。

実は、自分の人生は(皺皺が嫌なので)80歳迄で良いと思っていました。でも、元気な82歳のおじいさんが歌っている姿を見た時、寿命は自分で決められないので、神様が望まれるのであればその先までも生涯現役で行こうかなと思いました。

私はどちらかと言うと、歌によってメッセージを伝える側です。自分の歌が誰かの励ましや力となり、何か役に立てていたとしたら嬉しいです。

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