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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


久々の独唱

毎週日曜日朝は声楽のレッスンですが、今日はいつもより30分近く早く先生宅に向かいました。それは、急遽教会の礼拝で独唱をすることになった為、聖歌の練習が必要になったからです。調べたところ1年8ヶ月ぶりで、本当に久々の独唱でした。以前急な依頼があった時は、2、3回はレッスン(つまり2、3週間前)を受けないとちゃんと歌えないのでお断りしていました。

いつも先生宅に向かう時はお祈りをしながら歩いているのですが、ちょうど1週間前「しばらく独唱をしていませんが、神様にいつ呼ばれても良いようにしっかりと練習を積み重ねて行きます」のようなことを祈っていました。そして金曜日に依頼の電話でしたのでビックリしましたが、私は迷うことなく歌わせて頂くことにしました。

独唱と聖歌隊での歌い方は違います。自分の声がどのように会堂に響くのかを確かめる為に、昨日早天祈祷会でお祈りと兄弟姉妹方と交わりをした後、がらんとした会堂で発声練習を始めました。金曜日のうちに祈り導かれた曲は聖歌522番「地のちりにひとしかり」です。ハ長調でソから始まります。聖歌はアリアよりキーが低い為、この曲もやはり半音上げて歌うことにしました。

神様だけを見上げて心から讃美をお捧げし、又一人ひとりの心にメッセージが届きますようにと祈りつつ歌わせて頂きました。技術的にはやはり地声が頭声に変わるミとファあたりの音が取りにくいという課題は残りましたが、後半の折り返し部分は高めのキーになるのでのびのび歌うことが出来ました。講壇を降りて牧師先生を見るとにこにこしておられ、嬉しくなりました。

久しぶりの独唱だったのでどうだったかなと思いましたが、何人もの人達から良かったと声をかけられほっとしました。驚いたことに、ランチ後「朝の歌は本当に良かったです。こう心にすごく響いて来ました。」とわざわざ言いに来て下さった60歳位の女性がいました。私は初対面だったような気がしましたが、やはり私と話したことはなく初めて声をかけて下さったみたいです。心に響いたというのは一番嬉しい誉め言葉です。

声楽科出身の人が1年半以上前に教会に来たので、今はその人と声楽家の両先生の3人でローテーションになっています。元々独唱は専門の先生方の奉仕でしたので、私は聖歌隊の方に専念していました。私は丁度今の仕事に変わってアップアップし始めその後激務の日々を送っていました。つい1、2週間前にやっと仕事も落ち着き、精神的にも余裕が出て来たばかりでした。神様のタイミングなのだなぁと思いました。わずかなタラントでも神様に用いて頂けるのは本当に感謝です。