今週も激務の一週間でした。本当に家のことが何も出来ない・・。当然早天にも行けない日々。くたくたで、土曜日の夕方位にやっと回復の兆しが見える感じです。そんな中でも、歌への情熱は冷めていません。数時間前に自宅で発声練習をしてみました。今度のアリアは、これまで以上に腹筋を使い鼻腔に響かせないと歌えないので、それをやってから普段の発声をしました。
声楽を勉強している人は、恐らく一人の先生にレッスンを受けていることが多いと思いますが、私は聖歌隊のK先生とプライベートのI先生の二人の先生に教えて頂いているわけです。私にとってはとてもプラスになっています。K先生はかなりベテランの声楽家で、I先生が学生の時に売り出し中のオペラ歌手だったそうです。
大学の先生でもあったので、K先生にお世話になった方は沢山いらっしゃると思います。腹筋を使って鼻腔に響かせる発声はK先生から教わったことで、これをやると汚いのですが鼻水が出ます。(^_^;;鼻水が出る＝鼻腔に通っているので、これが正解なのです。ただ、風邪をひいている時は悲惨です。（笑）特に高いパートを歌うハイソプラノの人には有効です。文字で説明するのが難しいのですが・・。
私の喉のコンディションは、体調の良し悪しと必ずしも一致していません。今日は疲れていまいちですが、発声はOKで高い「レ」も無事出ました。ここが普通に歌えるようにならないと、ジュリエットのアリアを歌うことは出来ません。今日は音取りとフランス語の読みを練習しました。会話より歌の発音が難しい感じがします。でも、一年後にはちゃんと歌えるようになると信じて頑張ります。(^_^)
ところで、とても素敵なYouTubeを見つけました。こんなに美しい『魔笛』の夜の女王は初めて聴きました。私には逆立ちしても出ない、未知の「ファ」の音域をこんなに素敵に歌えるなんて！
