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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


歌の発表会

↑これは私が歌った1曲の歌詞です。日本語の意訳ではどうしてもピンと来ない為、このようにイタリア語を英語に直して歌詞を覚えるというのが私のスタイルです。

今年の発表会は、いつもより早めの集合時間だったので、礼拝は聖餐式までは何とか出席出来ましたが、先生のメッセージまでいられませんでした。駅までの送迎をお願いし、献身者のMさんが(毎年)同じように「お弁当持って行かれますか?」と、週報と一緒に持たせて下さいました。

今年も雑司が谷音楽堂が会場ですが、副都心線雑司が谷駅が出来たお陰で、アクセスは断然便利になりました。3番出口を出て、5、6分で行けます。ホームページも出来たようです。↓間取り図や写真もありますが、とても小さいホールです。小さいながらも2階席まであり、音響は良いので皆に好評です。

http://homepage2.nifty.com/zoshigayaongakudo/system2.html

今年は着替えに楽な五年前に着たセパレート型のドレスにしました。発表会の前日着てみたら、きつくなっていて焦りました。(^_^;;歌を歌う時には、どれだけ腹筋等が使えるかと同じように、沢山息を入れることが大事だからです。このきつくなったドレスが、結果的に私の歌に影響してしまいました。(^_^;;

一部は『La Wally』、二部は難曲の『La Forza Del Destino』のオペラのアリアを歌いました。楽譜にして、前者は3ページ、後者は7ページもあります。普通は短い方が歌詞が入っていそうですが、今回は何故か逆で、多分歌の流れとか勢いとかによるのではないかと思っています。

一曲目はやはりいつもより息が入らないばかりか、歌詞を間違えないかが気になってしまい、私としては不満足でした。周りの人達は気が付かなかったのですが、先生にはわかってしまいました。普段ないことで、変な力が入り喉がかれてしまいました。焦った私は、楽屋で響きを鼻にあてる練習を腹筋と連動させてやっていました。

二部は、失敗を繰り返さないようにスカートのホックは外して歌いました。(笑)このアリアは、一年掛かりで仕上げた思い入れのある大曲なのです。日曜日の朝先生のところで歌った時は、今までで一番上手く歌え、喉も絶好調で、「凄いわheidiさん!この調子でね。」と先生も喜んでおられました。

思えば、何年か前まではあがり症で、ドキドキして余裕がなく、良く歌詞を間違えたり飛ばしたりしていました。でも今は、教会の独唱で場数を踏んだことも幸いし、全くあがらなくなりました。二部には余裕の笑顔で最初のお辞儀をした程です。一週間前には恵みの御座でもお祈りして頂きました。

途中ピアノとズレそうになりましたが、伴奏の人が上手くカバーして下さいました。本番で、レッスンの絶好調の時のように歌えたのは初めてかも知れません。朝歌った時のように、滝のように汗をかき、腹筋の震えはつま先まで伝わる程でした。(このアリアは、今まで以上にエネルギーが必要なのです。)私はスポーツで汗をかくことはないですが、アリア2曲の運動量は相当なものです。

本当に、今の力を充分に発揮することが出来、充実感で一杯になりました。二日経った今でも余韻が残っている程です。早くも来年の曲は一曲決めています。苦手な技術を相当訓練しないととても歌えない曲で、かなりチャレンジングです。情熱的なアリアを艶っぽく歌うとよく言われますが(笑)、目的はより素晴らしい讃美をお捧げすることです。それで、来年からは宗教曲も歌うつもりです。