HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


小さなお墓

これは何?と思われるかも知れませんが、教会の弟分(子分ではありません。(笑))I君のペットのピーちゃんと言うセキセイインコのお墓です。今日教会のぶどうの木の下に、木に白いペンキを塗った小さな十字架が立てられているのに気が付きました。聖歌隊が終った帰りに駐車場で見つけ、「I君良かったね。」と記念に写真を撮ったのです。

2週間前の土曜日、M先生の奥様でオペラ歌手のK子さんが主演するオペレッタ『こうもり』を教会の人達と観に行くことになっていた日ですが、彼が5、6年可愛がって飼っていて家族のように思っていたピーちゃんが、その日の昼頃に急死したのです。

オペレッタは夕方からだったので家でゆっくりしていました。1時半頃I君からピーちゃんが召されたので教会に行ってお祈りをしてもらうというメールが入って来ました。私も以前インコの死に直面したことがあるので、彼の悲しみを思うとたまらない気持ちになり、慰めの言葉とお祈りをしなければと、私も遅れて教会に出掛けて行きました。

教会に到着した時は、既に献身者のA兄がお祈りをして下さった後でした。私達はオペレッタ迄にはまだ時間があったので、教会の台所でコーヒーとシフォンケーキをご馳走になり、ずっとお喋りをしていました。私の2代目のインコのミミちゃんはお祈りをするインコでしたが、彼のピーちゃんは電子レンジや携帯の音を真似するのだという。

私がインコを飼っていたのは丁度彼と同じ歳の頃で、とても辛かった数年間神様が私の為に慰めとして送って下さったのです。そのことを思い出しました。彼も一番辛かった時にピーちゃんと一緒だったのだという。私はI君に言いました。「ピーちゃんもI君の慰めだったのね。ピーちゃんはこの世の使命が終って天に帰ったのよ。これからI君の人生の新しいチャプターが始まるのよ。(^_^)。」と。

命は神様の範囲、時は主のものです。でも、土曜日のオペレッタの日というタイミングで良かったねと私達は言っていました。大抵のオペラは悲しいストーリーですが、これは喜劇でとても楽しいオペレッタだったからです。笑いながら観れたし、彼もみんなと一緒だったので少しは気がまぎれたかも知れません。

この十字架は、とても小さく丁寧に作られていて、教会の暖かい心遣いに私も嬉しくなりました。今年は3月23日がイースター。御血の代価を払って私達を買い取って下さった主の復活をお祝いします。天国でピーちゃん達にも会えるのかな。

エスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。(ヨハネ11:25)