HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


明け渡しが鍵

うちの教会は毎月末に証会があります。先週は偏頭痛で休んでしまい証を聞きそこねてしまいましたが、週報に載っていたサマリーを読んだだけで恵まれました。4名のうち2名の兄弟が仕事がらみの証をしていました。

その中の1人はちょうど私が失業していた時に救われた人で、教会の応接室でラーメンをご馳走になり、「リバイバルって何ですか?」と私に質問をして来た兄弟でした。信仰生活10年目だとのことで、彼もいつまでもミルクを飲んでいられる赤ちゃん信者の時代を経て、今もっと大人の信仰者になるべく、神様のお許しの中で試練に置かれています。

私は、自分も仕事でちょっとした試練に置かれていることもあり、ここ数ヶ月の間に神様から導かれ変えられつつあることを、今の彼にもきっと励ましになると思い、是非シェアしたかったので久しぶりにお話をしていました。彼もあの日のラーメンのことを覚えていました。(笑)

抱えている問題そのものにばかり目を向けていると、大風と波を恐れてイエス様から目をそらした為に海に落ち、おぼれそうになったペテロと一緒になってしまいます。イエス様から目を離さず信頼していれば、海の上を歩き続けることが出来た筈です。私達の信仰生活もこれと一緒なのです。

仕事であれ他の問題であれ、結局行き着くところは、自分と神様の間の問題なのだと言うことです。そして全ての問題の解決の鍵となるのは、自分の考えも何もかも、神様を信頼して明け渡すことです。自分の考えに固執していると、神様の御手を縛ることになり、結果として私達の問題はいつまでも解決せずにそのまま残るのです。

神様に心を探って頂くと悔い改めへと導かれます。それが第一段階です。そして心が変えられて行きます。そして明け渡すことが出来るようになり、明け渡すと開放されて自由になり、神様の完全な平安の中に置かれます。そうなると、もう自分の考えに固執しなくなり、神様が最善をなして下さることを確信出来るようになり、結果として神様の奇跡を見ることになるのです。

彼はまだ明け渡せない自我があると自覚していて、それを明け渡すために証の場で神様に告白し宣言したのです。本当に謙遜な兄弟だと思いました。実際に彼が言った言葉を引用致します。

神様、私は自分自身のやり方で生きてきましたが、これからは、あなたの方法で生きていきたいのです。私にはあなたが必要です。今、私は人生の支配権を喜んで明け渡します。どうぞ私をあなたの望まれる人間にして下さい。