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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


若いエージェント達(続)

OLになる前、大学在学中から卒業後5ヶ月位までは塾の講師をしていました。小3から中3まで英語を教えていましたが、中学生の殆どはすでに落ちこぼれてしまった生徒達でした。そういうわけで、既存のテキストで一斉授業をすることは難しく、市販のドリルをもっと易しくした教材を作り個別指導をしていました。先生は同じでも、一人ひとりの成長はさまざまでした。かなりゆっくりでしたが着実に成績を上げて行く子もいれば、何かがきっかけで、急激に成績がアップした子もいます。親が無理やり来させていたのか、やる気がない子はただ時間をつぶしているような感じでした。

随分昔のことですが、若いエージェント達をみていると、塾にいた頃を思い出します。歳が離れているせいもあり、成長を見守るお姉さんか先生のような気持ちになることがあります。彼らの上司の中には、営業担当は取引先の私のような担当者によって育てられると考えている人達もいて、遠慮なくビシビシ鍛えてくださいと言っている人もいる程です。しかしながら、エージェントも人間なので、厳しいことを言われたらへこんでしまう人もいるかも知れないし、腹を立てて不快に思う人もいるかも知れません。色々なやり方はしますが、信頼関係の基盤を作ることが基本です。仕事なので、結果を出さなければならないということでは、エージェントも私も一緒です。

中には、昨年取引を始めたばかりなのに、びっくりするような成績を上げている人がいます。人材紹介会社が派遣事業部を立ち上げてわずか数年の会社で、第一印象はすごく若いのに課長だったり風貌で胡散臭そうに見えました。(笑)(私の上司は、パリ帰り?と言っていました。(笑))ところが接しているうちに、素直で誠実、とても頑張る人だということがわかりました。うちの会社の案件の数はすごく多いので、全部クリア出来たら間違いなくトップの成績を上げることが出来るわよと言っているうちに、成約率も派遣スタッフの在籍数もびゅーんと上がり、今では最も頼りにしているエージェントの一人になりました。

エージェントも私も泣かされているのは我侭で自己中の派遣社員です。契約成立後初日にドタキャンする人の多くは、平気で嘘をついている人達です。エージェント達によると80パーセント以上が嘘の言い訳です。大抵は親族の急病で入院した為実家に帰ることになったとか、私が最も憤慨したのは父親が急死したという嘘でした。後は本人の急病、急な発熱、骨折は良くある言い訳です。初日に出社せず、エージェントに何の連絡もなく、エージェントがいくら電話や電報を打っても逃げ切る人もいます。それでも彼らには何のペナルティも課せられません。昨年新卒のエージェントなどは、最初の年人間不信になったと言っていた程でした。私も普段は人を信用しすぎる程なので、一部の派遣社員の為に傷つくことは多いです。色々なエピソードはありますが、きりがないので日記のネタにはしないことにしています。(笑)

さぁ、気持ちを切りかえて教会へ行って来ます!