神様にとっては千日が一日のごとしと、聖書のどこかに書いてあったと思いますが、私にとって昨日の朝の２０数分間は、一日働いたような疲れと共に、安堵と達成感を味わうことが出来た貴重な時間でした。プレゼン自体は、新卒向けの会社説明会で何度か経験しましたが、今回のように１０数分と短くとも自作のプレゼンは初体験でした。
半年前から始まった人事部内でのプレゼンは、それぞれのプレゼンスキルをアップさせるという目的があります。しかし、私以外の人達は長年人事畑にいたので、人前で話したりプレゼンをしたりは特別なことではないと思われ、このトレーニングは私のような者の為にあるようなものだと思っています。それで、自信もないので、一番最後の番に回してもらったのですが、とうとう私の番が廻って来たのです。(^_^;;
ひと月前から、礼拝の時の恵みの御座でお祈りをしていただき、次第に心の準備だけは整って来ました。しかし、日々の仕事をこなすのが精一杯なのと、自宅に資料を持ち帰っても疲れてうたたねをしてしまい、全然準備が出来ない日々を送っていました。結局そんな日々を過ごして、先週の木曜日になってしまいました。つまり、三連休の間に自宅でスライドを用意し、シナリオを作ってプレゼンの練習までやっておかなければならないということです。
思えば、小中学校の頃の夏休みの宿題も夏休みが終わる直前になって慌ててやったり、サイマルアカデミーに通っていた頃の毎週ある難しい時事英単語の試験も、直前の短い時間で準備していました。又、教会の聖歌隊で歌う聖歌の暗譜も、御年配のおば様方は一週間かけて覚えるというのに、私は当日の駅から教会までの送迎車の中のほんの５分程度の間に覚えるとか、怠け者というか短期集中型の典型です。（笑）結局何だかんだと言っているうちに三連休は終わり、前日には何とか スライドとシナリオの準備は出来ました。
当日の朝プリントアウトしたシナリオを、電車の中で１０分で収める練習をしました。でもどうしても１２分になってしまいます。いいや１２分で行こうと決めました。もちろんお祈りは欠かせません。(^_^;;最寄の駅に向かう途中と人事部のミーティングが始まる前の会議室で「主の御臨在の中にあって、ただ御心にかなったプレゼンが出来ますように。」と祈りました。
ミーティングの終わりの頃に私のプレゼンの時間がやって来ました。休暇を取っていた人と、珍しく体調を崩した上司が休みだったので、上司には申し訳ないのですが、身近な人に聞かれるのが一番やりにくいのでホッとしました。(^_^;;
出だしはしどろもどろでしたが、内容を一生懸命伝える事に集中していたため、シナリオは吹っ飛び結局その場の自分の言葉で話していたのは、返って良かったかも知れません。
時間を考えないで話していましたが、１５分かかったようです。一番気になっていたのは、私のプレゼンの内容が情報として有益だったかどうかということでした。メモを取っている人もいました。質疑応答も何とかこなし、続いて、緊張の私のプレゼンの評価の時間になりました。色々と貴重なアドバイスを貰うことが出来、又人事部のヘッドからは、良くまとまっていたと嬉しい言葉をもらいました。
この人事部内のプレゼンはずっと続くと聞いて、又半年後に順番が・・(T_T)と思うと緊張です。。(^_^;;でも、自分が良くなる為の訓練だと思うと、このような機会を与えて下さった主に感謝せずにはいられません。いつも苦手意識を持っているプレゼンですが、「仕事はイエス様との二人三脚」と思うことで、難しい仕事も乗り越えることができますから、ハレルヤ感謝です。
