- 作者: 西澤ロイ
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: Kindle版
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最初は同じ人が書いた『頑張らない英語学習法』を読もうと思ったのですが、上の本『学校では教えてくれない英語を「続ける」技術』にも興味を持ち、Kindle版もあったので昨日の朝購入しました。こういう類の本はあっと言う間に読めますね。^^
この本は、脳科学、言語学、心理学を取り入れることによって、英語に関する3大ストレスを解消しようとすることを目的に書かれています。下記はアマゾンの紹介欄の抜粋です。
学生時代から英語に対して ネガティブな思いを抱いていると
いつまでたっても「英語」はできません。でも安心してください! <英語学習が続く方法>があるのです。
それは……
●「脳科学」→続かない「悩み」を解消
●「言語学」→上達しない「問題」を解消
●「心理学」→英語嫌いの「トラウマ」を解消が融合した「最強の英語メソッド」です!
英語の勉強が続かないのは、英語嫌いや苦手意識を持っている心理的なものが、脳の活動を停止させているからとも書かれていました。勉強だと思わずに楽しむこと、頑張りすぎないこと、英語が出来るというイメージを持つことなど心理的なものから、具体的にどのような方法で勉強を無理なく続けられるかも紹介されています。
私に関して思い当たる節があります。音楽理論は数学のようで苦手なので、あまり楽しくありません。でも、その苦しい所を通らなければ先に進めません。もっとやっかいな和声学は更に難しいからです。^^;私は頭が悪いのではないか、語学はすらすら頭に入って来るのに、何で出来ないのかと思っていました。結局苦手意識を持っていること自体がいけないのですね。
本に書いてあった「簡単に英語が続けられるテクニック」として、1日ひとつ新しい単語を調べよう、続けていることを自画自賛しよう、英語を勉強として意識の中でオン・オフするのではなく、常にオンの状態にして英語を同居人にしようと書かれていました。私はそれを、音楽理論の勉強に応用しようと思います。^^;
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私は自分に厳しいと人に言われることがあります。確かに私は自分を褒めません。随分昔英検準1級が出来た時、それに飛びつき合格しました。転職活動ではその資格は役に立ったかも知れませんが、私の中では「私が取れたのだから、準1級なんて大したことはない。」とずっと思って来ました。
又、何十年も前の英語のフリーカンバセーションルームで、英検3級レベルの人が堂々と話していることに驚きました。「この自信はいったいどこから来るの?」と。その場にいた先生に、「heidiは出来るのに何で自信がないの?」と聞かれ、「だって、ネイティブじゃないもん。」と答えていました。
するともう一人の先生が、「まだまだだと思っているうちは、まだ成長出来るってことだよ。^^」と言ってくれました。私はその言葉がとても嬉しかったのです。満足したら調子に乗ってしまい、駄目になってしまうかも知れない。。英語も歌もそうですが、決して現状には満足することはありません。
でも、ひょっとしたら、自分に対してハードルを高くしていたのかも。英語の言語交換でも、自分の中の完璧主義が邪魔していたかも知れません。この本を読んで、もっとハードルを低くし、クリアしたならば、自分は頑張った、良くやったと、時には褒めることも、継続し又成長する為には必要なのかも知れないとふと思いました。
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