HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


面接で

採用担当をしているので、これまで何千人もの人と初対面で会っているわけですが、かつて私は内向的で人見知りだった筈なのにと思うと不思議な感じがします。いえ、今も決して社交的ではありませんが(←こう言うと親しいエージェント達は笑います。(笑))、少しは人を見る目は出来てきたかなと思います。そうは言っても神様ではないので、採用した後派遣スタッフにエージェントも私も散々振り回されることはたまにあり、まだまだだなぁと思うことはあります。

今は来年の新卒採用の時期でもあり、3月というのは人が異動、転職をする動きのある時期でもあります。私も転職活動で数え切れない程面接を受け苦労した経験があるので、候補者の今後の為にエージェントにはNGの理由を具体的に伝えることもあります。お節介かも知れないのですが、誰かが伝えないとずっと気が付かないままで、その為にどこでも不採用になる可能性があるからです。

私が働きながら密かに秘書学校に通っていた時、外資系の秘書としてトレーニングする所だったこともあるのかも知れませんが、外資の採用担当はこういう所を見ているからと、応募書類やアプリケーションレターの書き方、又インタビュー時の注意点等を外人講師に教えて頂きました。大分昔の話ですが、今でもハッキリ覚えているのは、(外人の面接で)大切なのは「シェイクハンズ」と「アイコンタクト」だと言うことです。

日本人の面接の場合は握手はしないとは思いますが、視線を合わせて話すのはもっとも基本的で大切なポイントです。どんなに繕っても、この目に全てが現れてしまうと言っても言いすぎではありません。やる気がある人は例外なく目が輝いています。最初の数分の印象は、何十分話しても殆ど変わりません。言葉の選び方にも、その人の社会経験や知性なども現れてしまうものです。

仕事とは言え、時々人の良し悪しを決めなければならないのが重荷になる時があります。その人の人生に大きく関わって来ると思うからです。生活もかかっているでしょうし・・。そんなことを考えてしまうスーパーウルトラウェットな私は、そもそも人事部には不向きなのかも知れません。自分が採用した派遣社員を削減しなければならなかった時は辛くてたまりませんでした。経営者側の立場からものごとを見ることが出来ないうちは、人事部員としてはまだまだ未熟なのかも知れませんね。(^_^;;

最初の話に戻りますが、こんなことわざがありますのでご紹介します。

One's eyes are what one is, one's mouth what one becomes.
(目は何者であるかを語り、口は何者になるかを語る)