タイトルの言葉は良く知られていて、『天は自ら助くる者を助く』という意味で、Heaven(God)から一見聖書からの引用のような感じですが、出典はベンジャミン・フランクリンの著書のようです。天は人に頼らないで自力で努力する者を助けて下さる、のようなことだと思います。
聖書には下記のような言葉(ボールドした箇所)があります。
わたしはエジプトの国から、あなたをつれ出したあなたの神、主である。あなたの口を広くあけよ、わたしはそれを満たそう。(詩編81:10)
勘違いしてはいけないのは、クリスチャンはただ受け身でぼんやりと口を開けて神様の恵みを待っているだけで良いと言う意味ではないということです。かと言って、タイトルの名言のように、自力で頑張ると解釈したら聖書とはちょっと違うかなと思います。神様から離れては、何一つできない存在だからです。
私は常日頃、何かをする時には「神の範囲」と「自分の範囲」があると考えていて、自分ですべき範囲は祈りつつ最大限の努力をしようと思っています。その後は神様の範囲なので、信頼しお任せするだけです。神様との交わりの中で導かれているならば、どのような結果になったとしても納得出来るのです。
『Do the likeliest, and God will do the best.』と言う言葉がありました。中国の諺『人事を尽くして天命を待つ』に近いのではないかと思います。自分の出来る限りのことをすれば、神様も最善をなして下さると言うことです。もうひとつ『Do your best and leave the rest to Providence.』が私の考えに最も近いかも知れません。
クリスチャンは、良く他力本願で弱い人達のように言われたりします。でも、私はむしろ主にあって前向きで強いと思います。自分の範囲で頑張っても限界がありますが、その上に神様のプラスαの力が働いて素晴らしい結果となるのです。声楽実技の本番に奇跡的に歌えたのは、間違いなく神様の力が働いたからなのです。ハレルヤ!
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