上の英語は「急がば廻れ」です。一昨日ピアノの先生から頂いたアドバイスです。その後に「じっと我慢の子なのよ」とも。これには思わず心の中で笑ってしまいました。ご年配の真面目な先生が言われたこともですが、若い学生には通じないでしょうから。(笑)
夏休み中に「モーツァルトのK545を暗譜してらっしゃい」と言われていましたが、暗譜するまでに至りませんでした。^^;後期試験の曲だというので、急遽短い3楽章に変えてもらいました。^^;ということで、又音取りから出直しなのです。
取りあえず1頁を練習しましたが、「縦ばかり見ていちゃ駄目よ。」と言われました。まだ指番号や音符の長さに目が行きがちで、音の流れを聴いていませんでした。レッスン終盤に、最初の2小節をゆっくり5、6回繰り返し練習させられました。
途中で『あれ?』と気が付いた時、先生が「ほら、慣れて弾けるようになったでしょ?」と。「ホントですね〜、弾けるようになりました!」と私。そして、冒頭の先生の言葉だったのです。私は早く弾けるようになりたいと急ぎ過ぎていたのです。
毎日数小節を区切ってゆっくり繰り返し弾くように、先生には前から言われていましたが、一通り全部弾いて練習していた為中途半端でした。先生は改めて「ゆっくり、何度も、我慢強く」弾くようにと仰いました。先生の仰る通りです。頑張ります!
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ピアノの曲を変更してもらいましたが、実は声楽実技の曲も急遽変更してもらったのです。私はどちらかというと前向きでチャレンジするタイプですが、それと同時に石橋を叩いて渡る慎重派でもあります。私は危ない橋は渡りたくありません。(笑)
当初の『Qui la voce sua soave』は新曲の上難曲で、後期試験までに仕上げるにはちょっと厳しいと思いました。オリジナルは最後に「Es(ミ♭)」で終わるのですが、私の音域ギリギリなのです。今のままだと下げて歌うことになってしまいます。
その為、その曲は次年度に持越して、今回は『Oh! Quante Volte』」を歌うことになりました。発表会で2回歌っている曲ですが、先生にはあちこち直されました。聖歌隊を除く個人の声楽歴は20年近いですが、歌の世界は本当に奥が深いです。^^;
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