下記の聖句は今日のメッセージで引用された所です。驚いたことに、土曜日の家庭集会でA兄がメッセージをしてくれた箇所も全く同じでした。本当に私達は、キリストの肢体でそれぞれに役割があるわけですが、それぞれに与えられた御霊は一つなのでこのように不思議と一致することはあるのです。
人の子が栄光の中にすべての御使たちを従えて来るとき、彼はその栄光の座につくであろう。そして、すべての国民をその前に集めて、羊飼が羊とやぎとを分けるように、彼らをより分け、羊を右に、やぎを左におくであろう。
そのとき、王は右にいる人々に言うであろう、『わたしの父に祝福された人たちよ、さあ、世の初めからあなたがたのために用意されている御国を受けつぎなさい。
あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせ、かわいていたときに飲ませ、旅人であったときに宿を貸し、裸であったときに着せ、病気のときに見舞い、獄にいたときに尋ねてくれたからである』。そのとき、正しい者たちは答えて言うであろう、『主よ、いつ、わたしたちは、あなたが空腹であるのを見て食物をめぐみ、かわいているのを見て飲ませましたか。いつあなたが旅人であるのを見て宿を貸し、裸なのを見て着せましたか。また、いつあなたが病気をし、獄にいるのを見て、あなたの所に参りましたか』。
すると、王は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』。
それから、左にいる人々にも言うであろう、『のろわれた者どもよ、わたしを離れて、悪魔とその使たちとのために用意されている永遠の火にはいってしまえ。あなたがたは、わたしが空腹のときに食べさせず、かわいていたときに飲ませず、旅人であったときに宿を貸さず、裸であったときに着せず、また病気のときや、獄にいたときに、わたしを尋ねてくれなかったからである』。そのとき、彼らもまた答えて言うであろう、『主よ、いつ、あなたが空腹であり、かわいておられ、旅人であり、裸であり、病気であり、獄におられたのを見て、わたしたちはお世話をしませんでしたか』。
そのとき、彼は答えて言うであろう、『あなたがたによく言っておく。これらの最も小さい者のひとりにしなかったのは、すなわち、わたしにしなかったのである』。そして彼らは永遠の刑罰を受け、正しい者は永遠の生命に入るであろう」。(マタイ25:31-46)
『これらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにした』という中の『わたし』は『イエス様』に置き換えることが出来ます。善きサマリヤ人のたとえにもありますが、慈悲深い心を持って愛の行いをすることが本当に隣人を愛することです。その箇所には、知らんぷりして通り過ぎた人の例もありますが、たとえ通りかかって「大丈夫ですか?」と声をかけたとしても、素通りする人達よりは少しましかも知れませんが、言葉だけでは不十分です。
私は自分の仕事を通して随分神様に練られているなぁと感じることが多いです。特に今の仕事は、自分が選んだ職種ではなく初めて異動で与えられた仕事なので、何だか社員にこき使われているようで最初の頃は本当にぷんぷんしていました。私は社長秘書で入社したのに、何でこんなレベルの仕事をしているんだろうと。
専門職ではなく単なるサポートでしかない秘書は卒業したいと、自分が望んで採用チームに異動させてもらい、感謝なことに、何年も経ってから会社が私のキャリアを考えてくれて今の仕事をするようになりました。しかし現実は・・・。私の長年の努力と投資したお金と時間は全て水の泡だったのか、無駄だったんですかとイエス様に訴えたこともありました。
でも、私が祈りのうちに導かれ納得したことは、主は私に何かをさせる為に、私の使命を全うさせる為に、その準備として今の仕事をさせ、仕事を通して私を訓練されていることがわかったからです。(使命については、徐々に導かれている為、まだハッキリはわかっていません。)当初私は、社長に仕えるのは秘書として当然だけれど、末端の社員達に仕えるなんて耐えられないと思っていました。
信仰に入ったばかりだった頃、イエス様が弟子達の足を洗うという意味が全く理解出来なかったばかりかショックでした。ちやほやされていたお姫様でしたからね。(苦笑)でも、信仰生活も長くなり、今はその意味も当然わかるようになりました。私は主から謙遜さを学ばなければなりませんでした。私は今、社員一人一人に愛を持って対応することが出来るようになりました。二年もかかりましたが・・。(笑)
そして最近では、社員一人一人をあたかもイエス様御自身だと思って対応すれば間違いないなと思えるようになりました。最初の聖句の引用にもどりますが、『あなたがたによく言っておく。わたしの兄弟であるこれらの最も小さい者のひとりにしたのは、すなわち、わたしにしたのである』を実行することかも知れません。間接的にでも、イエス様の香りを放つことが出来ればと思っています。
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