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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


限界の音域・・・

6月2日にスミ・ジョーさんのコンサートがあるのですが、月初の最も忙しい時にかかってしまった為、残念ですが今回は断念しました。昨年生で彼女の歌声を聴いた時は、あまりに素晴らしく本当に感動しました。どこまでも透明感のある繊細な美声にうっとりしました。涙を流して聴いていた人達もいた程です。

このYouTubeは初めてです。以前ご紹介した『椿姫』の『Ah fors'e lui che l'anima - Sempre libera(ああ、そはかの人か〜花から花へ) 』ですが、曲は一緒でも歌い方が又若干違っています。9分位かかるところを7分46秒で歌っているので、随分早く軽々と歌っているような印象です。

今年の歌の発表会は例年のごとく9月の頭にあります。私はこの曲を歌うのです。(^_^;;今年はその一ヶ月半前に勉強会をやることになっています。一年がかりで勉強してはいますが、最終的な仕上げはいつも発表会直前の2週間で仕上げていることが多いので、今年は若干ピッチをあげています。

一年近く経って何とかなると思っていましたが、やはり私のハイソプラノの音域の「ミ♭」は限界ぎりぎりです。つまり、その時のコンディションによって、出る時もあれば出ない時もある・・・のです。(^_^;;もうひとつのフランス語の『Je veux vivre』の方は、一番高いのが「レ」で、これは完全に出るのでOKです。

たった半音しか違わないのですが、「ミ♭」は本当に大変です。更に1音上がって「ファ」まで出ないと夜の女王のアリアは歌えません。高い音域になればなるほど、腹筋をかなり使って息を沢山送らないと歌えません。又口の開け方も同じように重要です。あと体力がないと歌いきれません・・。片足を上げて歌うと腹筋が更に使えるのですが、本番はさすがに出来ません。それも課題です。

10年前は「シ♭」が限界だと思っていました。でも今は楽な音域になっていますし、「ド」は普通に出る音域になりました。又、今年はフランス語のアリアのお陰で「レ」まで歌の音域が広がり嬉しく思っています。発声練習で声が出るイコール歌う音域ではありません。あと数か月で「ミ♭」まで歌える音域になるように、マジで祈っていこうと思っています!