HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


わがとも主イェスは

今日は風邪が治り切らないままの独唱の奉仕でした。先週の火曜日に教会の事務室から携帯に電話が入り、次の日曜日に独唱をお願いしますとのことでした。火曜日はまだゴホゴホで痰が絡んでいるような状態で、歌以前に満足に話すことも出来ない状態でした。しかし、O兄は先週ピンチヒッターで歌ったばかり、プロの両先生方はご都合が悪く、後は私が歌うしかない状況でした。

献身者のA兄に、お祈りしていますからと言われて、風邪が長引いている為日曜日に歌えるかどうか正直自信がありませんでしたので、もうお祈り次第だと背中を押されたかたちでした。礼拝の独唱は、自分の出来る限りの範囲で練習を重ね、当日はベストコンディションで最高の讃美をお捧げしたいと常々思っています。

今朝起きた時喉は大丈夫でしたが、鼻が詰まっているのはどうにもならず、これまでで一番最低なコンディションで讃美をするのは本当に憂鬱でした。声楽の先生の所に行ったのも実に3週間ぶりで、まともに歌ってから2、3週間も経っていることや、体力が落ちているので腹筋や背筋がちゃんと使えるかが心配でした。

案の定思うように息が回りませんでした。鼻の位置で響きが止まってしまい、遠くに飛ばないのでやきもきしました。今日はベルディは歌わないで聖歌だけにしようと思ったのですが、息を充分に出す為にはもっと息を使うことが必要なアリアを歌わなければダメだと思い、I先生に「やっぱり格闘しないとダメです。先生、Pace pace を歌わせて下さい。」と言い、ちょっと荒っぽいやり方でしたがやってみました。

いつもの6、7割しか歌えていないような気持ちでしたが、1曲のアリアだけでかなり息を使ったので身体が熱くなりました。教会に着き音合わせの後も、一人で残ってしばらく練習していました。もっと息を回したいと、異例ではありましたが、Pace paceを途中まで歌って又聖歌を練習しました。聖歌は楽に歌ってしまいがちなので、アリアを歌って息を使うと良いのです。

今日の独唱は聖歌493『わがとも主イェスは』を導かれました。依頼のあった翌日の朝、顔を洗っている時にこの曲が出てきたのです。まさに聖霊のお導きでした。今の私の心情にピッタリだったからです。自分はすっかり忘れていても、御霊が思い起こさせて下さるので感謝です。

わがとも主イェスは


わがとも主イェスは われをみいだし
ひきよせたまいぬ 愛のいともて
みそばにはべれば なにをかおそれん
いま主はわがもの われは主のもの


わがとも主イェスは 罪あるわれを
あがないたまえり いのちをすてて
このみとたまをば 主よとりたまえ
すべてはながもの わがものはなし


わがとも主イェスは いともやさしく
なぐさめはげまし またまもりたもう
なやみもつるぎも うえもはだかも
ひきさくあたわじ 主よりわがみを

コンディションは万全ではありませんでしたが、神様に心からの讃美と感謝をお捧げすることが一番大切なのではないかという思いになりました。聖歌隊の奉仕は休んで、礼拝の中で順番を待っていました。いつものように小さい声でお祈りはしていましたが、今日はずっと深呼吸をしていました。あがらない為ではなく、ちゃんと腹筋を使って息が回るように何度も深呼吸をしていたのです。

講壇に立った前後に咳をしてしまいましたが、歌自体には影響がありませんでした。ただ、みんなには私が風邪を引いている鼻声の讃美を聞かせてしまいました。(^_^;;この聖歌の歌詞には本当に心を打たれます。私は風邪から来る頭痛に苦しんでいた時、私はイエス様がいて下さるならば何もいらないと本当に思いました。この曲は下記で聴けます。↓

http://promises.cool.ne.jp/I've_found_a_Friend.html