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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


聖歌隊の練習

クリスマスコンサートに歌う『メサイア』からの合唱曲は、クリスマスにちなんだ曲は毎年ですが、それに新しい曲が数曲加わって行きます。今年歌う或る曲に関しては、昨年悪戦苦闘して練習したものの、全体の演奏時間の関係でなくなり正直ホッとしましたが、今年はしっかり歌う曲に入っています。

私は楽譜を読むのがあまり得意ではありません。私の歌の先生は、当初趣味だから楽しくやりましょうということで、楽典などの基礎は途中でやらなくなってしまったのです。最初の頃はそれで良かったのですが、最近基本がしっかりしていないことを痛感しています。英語にたとえると、文法が曖昧なまま英語を話しているような感じです。

もっと若い頃は、楽譜は読めなくても、メロディを2、3回聴けば勘で音取りは出来ました。でも、歳とともにだんだんそれが難しくなってきています。昨日の祝日の練習では、クリスマスの曲のソロのパートをローテーションで歌っている音大生のY子ちゃんがいないので、ソプラノをリードする為難しい曲を改めて自宅でピアノで音を確認して練習して行きました。

発声練習は自宅でやっていきました。合同で一斉にやっただけでは不十分だからです。10分遅れで到着したら、指揮のM先生による練習が既に始まっていて焦りました。いつもは最前列で、声が大きいY子ちゃんか私が代表でソプラノの注意をされるのです。プロの決して妥協を許さない御指導に、ソプラノをリードしなければならない私達はかなり緊張します。今は慣れましたが、以前は必ず練習後に偏頭痛が起きた程です。

遅れた為、珍しく一番後ろで歌っていました。指揮者が見えにくいのもそうですが、非常に歌いにくいことに気が付きました。音が中途半端だと、すごく粗がわかってしまうような感じで、前列で注意をされる緊張とは別に、まだまだあちこち怪しい音があることに焦りを感じました。

まぁ、そういうことで、毎年今頃になると、『メサイア』の練習用CDをi-Podに入れて通勤の行き帰りに聴いているのです。聖歌隊のK先生一押しの練習用CDなのですが、ドイツ語だというのが難点です。ソプラノのパートに他のパートが小さい声で入っているのと、ソプラノだけがないカラオケになっているのと両方あります。

M先生に怒られながらも地道に練習して来たこともあり、4年前より遥かに良くなっているので心配しないでと、珍しくM先生がフォローして下さっていました。(笑)ゲネプロは11月末、本番は12月7日(金)です。場所は、先日の『椿姫』と同じサン・アゼリアです。