今日は調子が悪かったので会社を休みましたが、お昼頃には持ち直したので夕方迄ずっと片付けものをしていました。マンションへの引越時に、ドタバタでパッキングをして持って来たダンボール箱がいくつもあり、いつの間にか殆ど倉庫化してしまった部屋があります。3LDKが2LDKになっても生活に支障はなかった為、いつかは片付けようとずっと思いつつもついそのままで来てしまいました。しかし、最近それが気になって落ち着かない日々を過ごしていました。
つい先日PCの具合が悪くなり、パソコンショップの店員のアドバイスで、重要なものはバックアップを取り、初めてリカバリをしました。すると、ごちゃごちゃと溢れていた色々なものが最初の設定に戻ったので、不便と言うよりもスタート時に戻って返ってすっきりした気持ちになりました。IEやWord、Excelを使う時、日本語のキーボードの配置に設定してあるのにちゃんと打てなかったのも元に戻っていました。そのこともきっかけの一つですが、今年こそは家庭集会を開きたいと考えている為、早く家の中をすっきりと美しくしたいなと思っていました。
物を捨てられない私は、信じられない位前の古い書類やノート、手紙などが取ってあり、捨てる前につい読みふけってしまうので、余計に片づけに時間がかかってしまいました。１０年前のホームページのデザインのドラフトや、失業していた時にせっせと書いていた履歴書や応募の記録、私のドイツ語会話の先生兼プライベートティーチャーだったAに送ったドイツ語のファックス、失業中にRにドイツ語を教わっていた時のノートなど、すっかり忘れていましたが、意外と一生懸命ドイツ語を勉強していた自分に感動しました。（笑）
田舎の幼なじみのK子からの手紙には大笑いでした。二つ前の会社が日本から撤退する頃の手紙には、「もう会社は行かなくなったの？暇だろうから、電話でもファックスでもちょうだい。遊びに行ってやるから。heidiちゃんへ、Kちゃんより。」と彼女らしい表現だけれど（笑）気遣っている手紙がありました。又別の手紙は何故か筆ペンで書いてあり、途中で書きずらいとボールペンに変えたり、手紙の終わりにバイバイと手を振っている絵が６本指になっちゃったと説明が書いてあったり、福島に大学生の息子を訪ねて行った時「やっぱりいつまでも小人だな」って。「小人じゃなくて子供だろ。」って突っ込みたくなる手紙もありました。（笑）
纏めて縛った山ほどの衣類や本類を捨てる為、マンションのごみ保管場所まで何度も往復し、汗だくになりましたが本当にすっきりしました。改めてみると、この部屋の中にあるものは殆どが捨てる物だと気がつきました。まだまだ完全ではありません。引き続きの大掃除が必要です。
BBNの英語放送でメッセージや讃美を聴きながら作業していましたが、最近仕事が忙しすぎて余裕がなくなり、静まって祈る時間が少なくなっていたことを反省しました。家を片付けるのが必要なように、私の心の中の棚卸しも必要なのだと強く思いました。知らず知らずのうちにいらない物で心の中が占められていないか、神様より大事にしているものはないか、神様よりつい自分の力でやろうとしていないかなど色々とあります。創り主なる神に自分自身を差し出し、創り変えていただかなければと感じました。
神よ、どうか、わたしを探って、わが心を知り、わたしを試みて、わがもろもろの思いを知ってください。わたしに悪しき道のあるかないかを見て、わたしをとこしえの道に導いてください。（詩篇139:23-24)
