HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


神様の愛

HPのリニューアルの準備をしている最中なのですが、下の詩はいつ読んでも心にしみてきます。私の解説は必要ないですね・・。

神様の愛(作者不明)

ある日、私は日の出を見るために朝早く起きた。ああ、神様の作品の美しさは言い尽くしがたい。見たとたん、私は神様の美しい創造の御業を賛美した。
そこに座ると、私は主が私とともにおられることがわかった。

主は私に問われた。「あなたはわたしを愛しますか。」

私は答えた。「神様、もちろんです。あなたは私の主であり、救い主です。」

その時、主は問われた。「あなたが肉体的にハンディを持っていても、まだあなたはわたしを愛しますか。」

私は当惑した。私は私の腕を見、足を見、体全体を見た。どんなに多くの賜物と思っていることができなくなるのだろうか、と不安に思った。

そして私は答えた。「主よ、耐えます。まだ私はあなたを愛します。」

そこで主は問われた。「もし、あなたが盲目でも、まだわたしの被造物を愛せますか。」

どのようにしたら見ることができない何かを愛せるのだろう。世界のすべての盲人の人について考えてみた。その中のどんなに多くがそれでも神様と神様の被造物を愛しているでしょう。

それで私はこう答えた。「そのようになると考えることはつらいことです。でもまだ私はあなたを愛しています。」

主はこうも問われた。「あなたの耳が遠くても、わたしの言葉を聞くことができますか。」

私の耳が遠いのにどうやって聞くことができるのでしょう。私はその時わかった。…主に聞くには耳だけでなく、心をも使うのです。

私は答えた。「そのようになると考えることはつらいことです。でも私はまだあなたの御言葉を聞きます。」

主はまた問われた。「あなたがおしでも、あなたはわたしの名をほめたたえますか。」

声なくして、私はどうやって賛美できるでしょう。

その時私ははっとした。神様は私に全き心とたましいから賛美することを求めておられるのだ。私たちが何と思われているかが重要だとは今まで1度も考えたことがなかった。…そして神様への賛美はいつも歌をもってするのではなく、迫害されても感謝の言葉をもって神様をほめたたえるのです。

そこで私は答えた。「私が身体的に歌えなくても、まだ私はあなたを賛美します。」

そして主は問われた。「あなたはわたしを本当に愛しますか。」

勇気と強い確信をもって私は大胆に答えた。「はい、主よ。あなたは唯一、真の神様ですから、私はあなたを愛しているのです。」

私はうまく答えられたと思ったが、神様は尋ねられた。「では、なぜ罪を犯すのですか。」

私は答えた。「私はただの人間です。私は完全ではありません。」

「ではなぜ平安な時、あなたはわたしから1番遠いところをさまよっているのですか。どうして苦しい時にだけ熱心に祈るのですか。」

答えがなかった。ただ涙。

主は続けられた。「なぜ集会では歌うだけなのですか。なぜ礼拝でだけ私を捜し求めるのですか。なぜそんなに自分勝手に求めるのですか。」

涙が私のほほをとめどなくつたった。

「なぜあなたは私を恥じるのですか。なぜ福音を伝え広めようとしないのですか。迫害の時、私が寄りかかって泣くために肩を提供しているというのになぜ他の人のために泣かないのですか。」

答えようとしても答えは思い浮かばなかった。

「あなたは救いによって祝福されています。わたしはあなたにこの贈り物を投げ与えたのではありません。わたしはあなたがわたしに仕えるようにタレント、才能をもって祝福したのに、あなたはわたしを避けつづけました。わたしの言葉をあなたに明らかにしているのに、あなたは知識を得ていない。わたしはあなたに語っていたのにあなたの耳は閉じられていた。わたしがあなたに祝福を示したのに、あなたは目を避けた。わたしはあなたにしもべを送ったのに、あなたは彼らを押しやってのんきにも無関心だった。わたしはあなたの祈りをすべて聞いてすべてに答えたというのに。」

「あなたはわたしを本当に愛していますか。」私は答えられなかった。どうやってできるでしょう。私は信じられないくらい困惑した。私は言い訳ができなかった。これに対して私は何か言うことができるでしょうか。私は心から泣き、涙を流して言った。

「主よ、私を赦して下さい。私はあなたの子にふさわしくありません。」

主は答えて下さった。「わたしの子よ、それがわたしの恵みです。」

私は尋ねた。「ではなぜあなたは私を赦し続けられるのですか。なぜ私をそんなに愛されるのですか。」

主は答えられた。「なぜなら、あなたはわたしが造ったからです。わたしは決してあなたを捨てません。あなたが叫ぶと、わたしはあなたをあわれみ、あなたと一緒に泣きます。あなたが喜んで歌えば、わたしはあなたと一緒に笑います。あなたが落ち込めば、あなたを元気づけましょう。あなたが倒れればおこしてあげましょう。疲れたら、支えてあげましょう。終わりの日まで、わたしはあなたとともにいます。そしてわたしはあなたを永久に愛しています。」

私は今までにこれほど激しく泣いたことが1度もありませんでした。どうして私はこんなに冷たくしていられたのでしょうか。私がこれまで神様を傷つけていられたのはどうしてでしょうか。

私は神様に尋ねた。「どれほど私を愛していて下さるのですか。」

主は腕を伸ばされ、私は釘あとのある手を見た。私の救い主であるキリストの足元にひれ伏した。そして、初めて、心から祈った。