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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


昨日の声楽レッスン

最近平日の疲れが週末に出て、薬を飲む程ではない微妙な偏頭痛になりやすいです。悪化するのを防ぐ為、ひたすら保冷剤で頭を冷やし、土曜日は家でごろごろしています。一昨日もそうでした。先週の日曜日朝は声楽のレッスンも休み、教会には遅れて行きましたが、午後の聖歌隊の練習を休みました。無理をすると平日持ち堪えられないからです。昨日の朝も微妙な偏頭痛がし、体力もなくぐったりしていました。日曜日は荷物が多く異常に重たいです。聖書、聖歌、教会の特選歌、メサイア全曲の本、イタリアオペラの本ニ冊、それを持って坂道を上ったり下りたり、朝から暑いし全てがうんざりでした。いつもお祈りをしながら先生のところに行くのですが、昨日のお祈りは短めでした。(^_^;;

先生のお宅に着いた時はぐったりし、全く力が抜けた状態でした。座っているのがやっとで歌うどころではないと・・。それでも、ご指導を受けながら発声練習を始めました。続けていたら、先生が先週よりずっと良いわよとのこと。うんざりすると言いながらも、無意識に、鼻腔に響かせる練習(聖歌隊で良くやっている、nとngを交互に発声するハミング)をしながら歩いて来たことを思い出し、それが良かったことがわかりました。どういうわけか、いつもより高いところ(ミ♭)まで出たみたい。先生は、私は『魔笛』の「夜の女王のアリア」の高さまで出るっていうけど、今の私には逆立ちしたって高い「ファ」は出ません。でも、以前「レ」だって逆立ちしたって出ないと言っていたけど、先生が言う通り出るようになりました。なので、期待しようかな。

先生はK音大の声楽科出身ですが、同じK音大声楽科のママ友がいて、その人が最近レッスンを始めたばかりとのこと。驚いたことに、アリアの持ち歌もなくせいぜいイタリア歌曲程度しか歌えないという。聞くと、地声から倒声に変わる中間音が全く出ず、音大の先生方もお手上げだったらしい。私は思わず、「大学の先生はプロなのにですか??」と驚きました。先生もすごくビックリしたそうです。「それ程手のほどこしようがなかった」のだという。でも、地声で発声をする練習をしていたら、これまで出なかった音がちゃんと出て、本人も諦めていたので本当に喜んだという話を聞いた。私も、教会で歌う聖歌のキーが低く、下のレ、ミ、ファ辺りが、ぐらぐらして音が取りにくかったのですが、地声で発声をする独特のやり方で今はしっかり出るようになっています。

私の歌の先生は、私を「趣味で歌を習っている人」とはみなしていないと言われました。確かに私は、以前先生に「私は、素人レベルで、上手ねと言われても嬉しくないです。K先生(聖歌隊の先生で、大ベテランのプロの声楽家)に、独唱をした時『私は大学の学生にも、その子の為にむやみに褒めたりはしなかったのよ。今日のあなたの歌はとても良かった。初めて良かったと思ったわ。』と言われたことが一番嬉しかった。」と言ったことがあります。そう、私はもっと素晴らしい讃美が歌えるようになりたいのです。プロのような技術が加わって、又クリスチャンの私だからこそ歌える讃美が歌いたい。

独唱する予定の聖歌を歌った後、歌の発表会で歌うアリア2曲を歌うと、大汗をかきました。いつものことながら、身体を使うのですごい運動量なのです。歌はスポーツと一緒です。スポーツで汗はかきたくないですが、歌で汗をかくのは平気です。(笑)気がついたら、あんなにうんざりしてぐったりしていた筈でしたが、しゃんとして息を吹き返したようになりました。レッスンが終わった時、「先生、持ち直しました。ぐったりしていたのに、しゃんとしました。やっぱり声を出すと「気」が回るんでしょうか。元気になりましたよ。」と軽快な足取りで先生のお宅を出た私でした。歌えるのは本当に嬉しい。私の元気の元なのです。

p.s.

途中までは良かったのですが、教会でお昼を食べる頃に又微妙な偏頭痛が・・・・。結局大事を取って聖歌隊の練習を休んでしまいました。私の頭ったら!(T_T)