2月12日勉強会の記録です。初心者の為詳しい解説が出来ないのですが、品詞その他の文法的なことは下記Blue Letter Bibleをご参照下さい。
https://www.blueletterbible.org/tools/interlinear/mgnt/jhn/3/33-35/
BLBの英訳はNASB25になっています。どちらかと言うと原書のギリシャ語よりも英語寄りの訳になっている印象がします。個人的には、NKJVの方が原書に近い訳になっていると思っています。勉強会の訳は、よりギリシャ語に近くWord by wordになっています。
緑色は動詞、オレンジの下線は主語、青色の下線は目的語、オレンジの囲いは全体の主語、同様に青色の囲いは目的語になっています。2段目の「ὁ θεὸς ἀληθής ἐστινオ セオス アレセス エスティン」は英語ではSVCとなる所、ギリシャ語ではSCVの語順になっています。
しかし、そのあかしを受けいれる者は、神がまことであることを、たしかに認めたのである。
オレンジの下線は主語、囲いは全体の主語、青色下線は目的語になります。ギリシャ語の語順の決まりが良く分からないのですが、英語とは違うのでいまだに慣れません。最後の「τὸ πνεῦμα 」はthe Holy Spiritです。読み方は「プネウマ」かと思ったのですが、BLBをクリックして聴いてみたら、「ニューマ」と発音されていました。
二段目の「οὐ ウ」と三段目の「μέτρουメトゥル」は繋げると「not measure」と言う直訳になります。日本語の「限りなく」、英語の「without limit」の方がピンと来る訳のような気がします。
神がおつかわしになったかたは、神の言葉を語る。神は聖霊を限りなく賜うからである。
オレンジ下線が主語、青色下線が目的語、動詞が緑色です。動詞の「ἀγαπᾷアガパ」=lovesは主語が三人称単数の形で、原形(一人称単数)は「ἀγαπάωアガパオ」になります。英語ならば「Father」「His hand」の所、ギリシャ語には定冠詞「the」が付いています。
父は御子を愛して、万物をその手にお与えになった。
p.s.
4月から明治学院大学で行われる『古典ギリシア語初歩文法』土曜14:30~16:00
場所:白金校舎1452教室
詳細は下記ホームページをご参照下さい。
私は既に受講の申し込みをしました。お仲間が増えると嬉しいです。文法を学べばもっと新訳聖書が理解出来るようになることを期待しています。
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