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Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


面白いけど深いヨナ書

6月位から聴きはじめた『聴くドラマ聖書』ですが、今週やっと旧約聖書を通読ならぬ通聴しました。やはり新改訳の方が全体の流れを把握し易いですね。ただ、詩篇箴言あたりは、長年記憶している口語訳とは微妙に違うのでちょっと慣れない感じでした。

何の訳にしても、大預言書、小預言書はかなり難解で、ざっと聴いて理解するのは不可能です。その為、ハーベストタイムの中川先生の動画解説を聴いたり、他の参考になる本を読んだりして、助けられながら何とか聴き終えました。今は新約のマタイです。^^

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私は、小学校1、2年の時に学校で読んだある絵本が今でも記憶に残っています。話の内容は覚えていませんが、一つは十字架に裸の人が架けられている絵、もう一つは大きな魚の中に人が座って閉じこもっている絵です。恐らくイエス様とヨナではないかと・・。

下の写真はヨッパという港町の風景です。ヨナ書の預言者ヨナは、神様からニネベの人々に悔い改めるように宣教活動をするように命じられました。よりによって、イスラエルを苦しめる敵国のアッシリアに行けと言われたので、彼は嫌で命令に背きました。

ヨッパに行くと、ちょうどタルシシ(スペインの港町)に行く船があったので乗りました。まるで逆方向です。彼が嫌がったのは、もしニネベの人達が悔い改めたら、神様が彼等を赦して罰しないだろうと思ったので、内心面白くなかったからのようです。^^;

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ヨナ書は4章しかないのに、これまでは細かいところまでは読んでいませんでした。2章1節に『わたしが陰府の腹の中から叫ぶと』とあります。これは一度死んだと言うこと?使徒信条の『十字架につけられ、死にて葬られ、陰府にくだり』の陰府と同じだし。。

ヨナは他の預言者とは違う、何だかとても人間臭い印象を受けます。海の底から救い出してくれた神に感謝し喜んだかと思えば、ニネベの人達が悔い改め神様が災いを下さなかったので怒ったり、神が日照りの暑さを防ぐ為とうごまを生やしたので喜び、枯れたら「死んだ方がましだ」と言ったり。。

しかし神はヨナに言われた、「とうごまのためにあなたの怒るのはよくない」。ヨナは言った、「わたしは怒りのあまり狂い死にそうです」。 主は言われた、「あなたは労せず、育てず、一夜に生じて、一夜に滅びたこのとうごまをさえ、惜しんでいる。 ましてわたしは十二万あまりの、右左をわきまえない人々と、あまたの家畜とのいるこの大きな町ニネベを、惜しまないでいられようか」。(ヨナ書 4:9-11)

自分の意に反して、神様から牧師になる召命を受けた人の例ですが、ヨナのように逃げようとしても無駄で捕まってしまうようですね。(笑)神様が決められた御計画は、必ず実行されるものです。又上の御言葉から、神様の愛は異邦人に対しても広く深いことがわかります。^^

 

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