派遣社員として仕事復帰してから、最初は外資系の人事で短期間就業し、暫くのブランク後一年前からは日系や法人で働いています。正社員時代の外資系とは違う企業カルチャーの中で、仕事自体も経験のない一般事務をすることになりました。
これまでは、正直一般事務って何をやっているんだろうと思っていました。でも、今の派遣先に来て、だんだんわかって来ました。今まで経験した仕事の細かさとは種類の違う細かさがあり、現職ではスピードよりも正確さが重要視されています。
前々職の派遣先でも同じで、スピードと正確さが当たり前だった外資系とは違う為、ものすごく驚きました。正社員では守秘義務の厳しい人事業務でしたが、今の仕事ではもっと広範囲に一般人の個人情報を扱っている為、正確さが優先されるのも納得です。
今の派遣先では、ずっと研修や練習問題をひたすら続けていましたが、最近になってやっと本番の仕事が始まりました。仕事があるだけで感謝なのは本心ですが、通勤が遠く疲れるので、毎日祈りながら次の仕事を探し、初回契約で辞めるつもりでした。
長い間キャリア志向だったので、やりたい仕事はやり尽くした感があります。今更キャリアは求めませんが、経験が生かされず、大勢の人達と同じ仕事をする経験がなかったので、Only oneの仕事をして来た私はどうしてもOne of themに抵抗がありました。
でも、今の仕事の研修を3週間受けているうちに、自分の心に変化が起きていることに気が付きました。やっと本来の仕事が始まったばかりなのに、殆どが研修のまま何の貢献をすることもなく辞めるのは不義理で、人として良心が咎める気がしたのです。
私は一年前に、人生の全てを主に委ね、舵取りを自分ではなく主にお任せしました。そして、毎朝、「主が望まれる（本来私がなるべき）自分になるように、バージョンアップされた私になるように、日々作り変えて下さい。」と祈って来ました。
わが思いは、あなたがたの思いとは異なり、わが道は、あなたがたの道とは異なっていると主は言われる。(イザヤ55:8)
主よ、あなたの大路をわたしに知らせ、あなたの道をわたしに教えてください。あなたのまことをもって、わたしを導き、わたしを教えてください。あなたはわが救の神です。わたしはひねもすあなたを待ち望みます。
（詩篇25:4-5)
当初の私が希望していたことが、３週間祈っている間に、契約満了までいようと心が変えられたのは意外でした。主の御心に叶った生活をしたいと願っています。自分の我からではなく、主が導かれるまま、聖霊の流れに乗って信仰生活を続けて行きたいと思います。
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