HP「Seeking His face...(主の御顔を慕い求めて)」へ/


Rejoice always,pray without ceasing,
in everything give thanks;
for this is the will of God in Christ Jesus for you.


A friend in need is a friend indeed

最近私は3年ぶりに携帯を新しくしました。携帯電話よりも殆どi-Modeに繋いでいる為、私の携帯ではパケット代がかさんで大変な為慌てて変えたのです。携帯は高いのですが、今回はたまったポイントで買えたのでビックリし、又同時に呆れました。(^_^;;最新式の携帯は、ここまで進化したのかと驚くばかりでした。田舎の幼なじみのK子には、一度はテレビ電話を試してみたいと話していました。昨夜、そのK子から突然テレビ電話が・・・。まだマニュアルも読んでいないからどうやったら良いのと思いつつ、携帯に出ると・・・。彼女の顔が私の携帯に大きく映り、左上に小さく私の顔が映っていました。うわっ・・最低の顔・・・と自分の顔を見て思いました。(^_^;;携帯のレンズを通すと真ん中が膨張しているような変な顔になり、気にしている鼻がますます醜く見える。それに追い討ちをかけるように、K子はバリバリの茨城弁でこう言いました。「オメもばーさんになったなぁ、ハハハ・・」と。(^_^;;その話を今日同僚に話したら、一人は「まぁ、何て失礼な」と言い、もう一人は「(方言がのどかで)日本昔話みたいだね」とそれぞれの反応でした。


K子とは、小学校一年生から中学三年生までずっと一緒の学校でした。彼女は中学を卒業後すぐに働き始め、18歳で結婚し、23歳で離婚、今は自分の息子達とあまり歳が変わらない年下の内縁の夫がいます。彼女とは国内外を問わず何度も一緒に旅行をした仲です。国内は良いのですが、海外に出るといつも喧嘩が絶えません。何故ならば、行動的な彼女は外国語がわからないので、私を頼りにするしかないのでもどかしいのでしょう。私は私で、言葉がわからない彼女の通訳やプチ添乗員のような役回りになってしまう為、面倒くさくてしかたがない。(笑)彼女が普通の人なら良いのですが、半端ではなくわがままで、気性が激しく、我が道を行くタイプ・・・。自分の欲望のままに好きなように生きて来たような人です。(笑)10年前にオーストリアチェコを旅行した時は、一回だけ喧嘩をしましたが、3年前にイタリアに行った時は毎日喧嘩をしていました。あの時は毎日偏頭痛の薬を飲んでいました。(^_^;;私には実姉がいますが、K子の方が本当の姉妹のような関係です。お互いの性格を良く分かっているので、ありのままを受け止めあえるので、どんなにすごい喧嘩をしても関係が壊れることはありません。性格も全く違います。なのに友達でいられるのは、お互いに裏表がなく、嘘がない関係だからだと思っています。競い合ったり、背伸びをして良くみせようとしたり、そういうこととは全く無縁の楽な関係です。


そんな気性の激しい彼女ですが、いざとなったら本当に私の味方でいてくれる人なんだなぁと、昨日も思いましたし、6年前にもしみじみ思いました。それは、私の実母が私の会社に提出する書類の中で、自分の娘の保証人になることを拒否したことで、私はあまりにもショックで立ち直れない程になりました。おそらく母は、同居する姉夫婦に気を遣っていたのかも知れませんが、実の娘の保証人になれないって一体誰が私の保証人になるのよと訴えた私に対し、母は私の牧師先生に保証人になってもらえと言いました。私はショックで泣きながら最寄の駅からアパートに帰る途中、K子の携帯に電話をすると、私のただならない様子に驚き、どうしたんだと聞かれたので説明しました。彼女は私が家族とあまりうまく行っていないのを知っていたので、「オメは間違っていねぇ!今度帰って来る時は、実家に行かないでおらち(=私の家)に泊まれ。」と力強く言ってくれました。言葉は乱暴ですが、彼女の気持は本当に伝わって来ました。


昨日電話で話していた時、気の置けない友達って良いなと思いました。彼女はクリスチャンではありませんが、何かあるとお祈りしてと電話して来ます。私は、「うん。私の神様は私のお祈りを全部聞いて下さるから、大丈夫だよ。お祈りしてるね。(^_^)」といつも言っています。彼女も私も嘘のつけない性格なので、裏表のある人には心をゆるせず深く付き合うことは出来ないのです。この歳になると、無理して友達を作ろうとは思わなくなります。困った時に寄ってくる人全てが、私が困った時に同じように親身になってくれるかといったら、必ずしもそうではありません。でも、K子は違います。どんなに喧嘩をしても、いつも笑っていられます。彼女のような友達がいてくれることを神様に感謝します。ふと、「A friend in need is a friend indeed.(まさかのときの友が真の友)」ということわざを思い出しました。